ルナリング構想


突然ですが、昨日のお月さんの写真です。

月齢は16歳で、若干右上が欠け始めています。
この季節は、空気が澄んでいて
お月さんも綺麗に見えますね。
さて、このお月さんで太陽光発電をするという研究が
誠しやかに進められているそうですよ。
名付けて「ルナリング構想」

地球上の限りある資源を節約しながら使う・・・
というこれまでのパラダイムから、
無限に近いクリーンエネルギーをつくり出し、
潤沢なクリーンエネルギーを自由に使うという発想へのシフト。
独創的なアイデアと宇宙技術の研究開発によって、
それを具現化したのが「月太陽発電 ルナリング」構想です。

月の赤道上に、帯状の太陽光発電パネルを敷き詰めます。
そこで発電された電力を、地球に送るというわけです。
送電する方法は、マイクロ波で送電する方法と、
レーザー光線で送電する方法が併用されるようです。
ピンポイントで、地球のアンテナに送るために、
地球側からビーコンという、いざなう仕組みを使う。
地球上でキャッチされたマイクロ波やレーザー光を、
電気エネルギーに変換して、利用するという構想です。

月は、うまい具合に、常に同じ面を地球に向けています。
したがって、常にエネルギーのやり取りが出来るというわけです。
月発電所の建設には、月にある資源を極力活用します。
月の砂は酸化物なので、
地球から水素を持ち込めば「酸素」や「水」をつくることが可能です。
また「セメント」ができれば水と砂・砂利を混ぜてコンクリートに。
そして、太陽熱を利用し、ブロックやグラスファイバーも製造することができます。
それにしても、夢のまた夢・・・・そんな気がしますね。
ところが、2035年には着工するとまじめに計画しているそうですよ。
どこかの国が、月は固有の領土だと言い出さなければいいですけどね(笑)
参考動画はこちら


「ルナリング構想」への1件のフィードバック

  1. この地球は人間が壊してきたようなもの(一部ね)
    宇宙は壊さないで
    元々ある資源で汚さないエネルギーだから大丈夫だろうけど
    このパネルは地球から見えるのでしょうか

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