朝、目が覚めると 海の方から地響きのような唸る音。。。。
それは、燧灘で 今が盛りのイワシ漁の船のエンジン音です。
伊吹島が有名ですが、燧灘沿岸の四国中央市にも
沢山のイリコ加工場があります。
イリコ漁というのは、
漁獲、陸揚げ、煮沸、乾燥、選別、出荷、
以上の全てを、一貫して行うという
特殊な生産形態なんです。
これを仕切っているのが、網元と呼ばれ
統という単位で数えられるそうです。
伊吹島には、18統もの組織があるそうですよ。
漁の手法は、一つの網を2隻の船で引っ張る「パッチ網漁」と呼ばれる
もの。。。
船長の乗ったほうを真網(まあみ)、その反対側の船を逆網(さかあ
み)。
そして、一隻でついて行ってるのが手舟という運搬船。
この船が、めっぽう高速で、
採れたてのイワシを傷つけないように急冷しながら
岸の加工場へとピストン輸送するんです。
加工場へ到着したイワシは、
掃除機みたいな フィッシュポンプというもので、一気に吸い上げられ
タンクに移されます。
タンクに入ったイワシは、手早くセイロに並べられ
海水のシャワーで洗浄されます。
もちろん、まだピチピチ 生きてます。
それが、いよいよ蒸し器に入れられて数分蒸されます。
イリコの大きさや、脂の乗り方で
蒸し時間は変わってくるそうで
そのあたりが、職人の腕の見せ所!
蒸せたイワシは、熱風に当てられ乾燥されて、
いわゆる「いりこ」の出来上がり。
知ったふうに書いたけど、後半は聞いた話。。。。
イリコの工場を、今年こそは見学したいなあと思うんですよ。
なんと言っても、日本一のイリコですからねぇ。
今日の漁は、ちりめんじゃこ漁になって3日目です。
三島のちりめんじゃこは、保存が効くようによく乾燥していてよその柔らかいちりめんより買うならお得ですよ。食べるときに少し水をかけてもどすと量も増えてちょうどいい具合になります。
実は私も、パッチ網の運搬船に乗って、宇和海をカッ飛んでたんですよ。
イリコよりチリメンが専門でしたが。
☆船長さん こんばんは^^
ちりめんじゃこですか。。。?なんcmくらい以下をちりめんじゃこというのでしょう?
いっぺん、見学できるように手配お願いします。_(._.)_
☆サンプロさん こんばんは^^
なんと!!今は屋根の上に乗っているサンプロさんが、
その昔は船乗りだったとは!!!^^
聞いてみないと解らんモンですね^^
それで、ノレソレや釜揚げちりめんなどのつてがあるんですね!
あの味がが今でも忘れられません!!いやホント(笑)