ジャカルタの雑貨屋で、ミサンガを購入しました。
今どき、日本でも、ショッピングモールの中には
必ずと言っていいほど、アジアン雑貨のお店がありますね。
そして、タイやバリの雑貨類が 品数豊富に売られています。
したがって、あらためてインドネシアで買うことも無いような・・・・。
インドネシアの都会は、確かに発展目覚しいのですが、
農村部では、まだまだ貧困にあえぐ人々が沢山います。
これらのアクセサリーは、そんな農村部で
農作業の合間に、とりあえずの現金収入を得るために
内職として作られているものが多いのだそうです。
もともと、バリなどの観光地だけで売られていたものが、
フェアトレードの精神が広まるにつれ
先進国がたくさん輸入するようになる。
そうするうちに、ひとつの産業と呼べるほど、
アジアン雑貨は、需要を増します。
それにつれ、品質も磨かれ、
単なるお土産の品質から、
ちゃんとしたアクセサリーの品質に達したというわけです。
露天の小さなお店でも、じっくり眺めて楽しめるほど
上々の品が揃っていて、時を忘れそうなくらいですよ。
そうこうしているうちに日本の方が、
TPPという新たなフェアトレードを迫られて
窮地に追いやられているとは、なんだか皮肉な話ですね。