ノスタルジックカメラ32


手札判というサイズの、
「Venus」というカメラです。

畳んだ状態では手のひらサイズの四角い箱です。
上部のボタンを押すと 前蓋が開きます。

スプリングカメラとの違いは
この時、レンズが出てこないこと。。。
レンズボードの上を、スライドさせて
レンズを引き出します。

これで、ようやく撮影できる状態。
レンズ廻りを見てみると。。。。。

レンズはf:4.5、F=10.5cm。
BERLIN.L.Wと書いてあります。
シャッターは COMPUR。
F.Deckel-Munchenと書いてあります。
東ドイツと、西ドイツが同居している。
つまり、ドイツ分断前の、そうです戦前の物のようです。

・・・・ようですって、実は
調べている最中ですが、
ネットでも資料がなかなか出てこないのです。
フイルムではなく、感光剤をガラスに塗って
一枚一枚、交換しながら撮影するものですから
今では考えられないくらい手間な事です。
一枚の写真を撮ることが、一大イベントだった時代ですね。


「ノスタルジックカメラ32」への2件のフィードバック

  1. 全く別物にみえますね
    むか~し(昔)のアルバムに写っているか
    みてみますね
    ・・・戦前かぁ・・・

  2. ☆ジャイブさん  こんばんは
    まだ調査中で、よく分かっていないんです。
    手持ちの本にも載ってなくて・・・・。
    でも、かなり古いには違いありませんね。
    そっと触れないと、革がぽろぽろです。

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