月の撮り方


今夜は、満月ですね。
夜空を見上げて、
「わ~!まん丸だ~!」と言った人は多いはず。
思わず携帯やデジカメで、
写真に撮ろうと思った人も多いでしょう。
でも、これが思ったように撮れないんですよね。
その理由は、いくつかあります。
1、露出が適性でない。
2、手ぶれしている。
3、ピントが合っていない。
大きな理由は大体この3つです。
さらにもう一つ加えると、
思ったより大きく写らない、と言うのがあります。
今夜、撮影した写真を例に
対策を考えて見ましょう。

5種類の露出で、月を撮って見ました。
最初の1/750と言うのは、シャッターが開いている時間が
750分の1秒と言うことです。
その後の、f/8等と言う数字は、レンズの中の
光の通り道の大きさで、数字が小さいほど
通り道が広い事を示します。
大体、携帯やコンデジで そのまま月を撮影すると
周りが暗いので、カメラはたくさん光を集めようと
長いシャッター速度、そして絞りを出来るだけ開けて
撮影しようとします。
だから、大体露出オーバーになって
ただの白い丸にしか移りません。
対策としては、シャッター速度や絞りをカメラ任せにせず
マニュアルで数字を変えてみて 適正な露出をつかむ事です。
2番目の対策は、当然三脚を利用する事。
そして、リモコンやセルフタイマーを利用して
出来るだけカメラがぶれないようにします。
3番目の対策。これもカメラ任せにせず
マニュアルでピントを合わせます。
暗い夜空に向けて、オートフォーカスは ほぼ無力です。
4番目の対策。携帯やコンデジでは望遠レンズは
無理ですから、とにかく一番画素数の大きなモードで撮影して
後で、無理の無い程度に切り取れば
光学ズームの延長として拡大出来ます。
ピントがしっかり合っていて、手ブレしていなければ
かなり拡大しても、blog利用なら 全然大丈夫です。
印刷は厳しくなりますけど・・・。
今夜の月と、翠波峰でのスナップで コラージュして見ました。

望遠レンズを持っていなくても、
拡大率を変えれば、まるで超望遠レンズの作品のようでしょ^^


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