綾川のイオンからほど近い、山里の中に、
山一木材という製材屋さんがあります。
そこで開催されたのが「山一、春のパン祭り」
山一木材さんは、木と暮らすことにすごく情熱的で、
工場の敷地の一部に、「KITOKURAS」という
木に関するカルチャースペースや、
こだわりの木製雑貨、更にはカフェなども併設されていて
あらゆる角度から、木に馴染んで欲しいと活動されています。
今回は、そのスペースに讃岐の若手人気パン屋さんが集まり
パンのマルシェが開かれたのでした。
どのパン屋さんも、こだわりのパンを作っていて
普段からなかなか手に入りにくいくらい人気なんです。
今日は、昼前に会場に到着したんですが、
もうすでに、ほとんどのパンが売り切れでした。
並んでいたら、目の前で売り切れて、
前のお客さんが好意でひとつ譲ってくれた・・・。
それだけが、パンの収穫でした(笑)
その人気の若手パン職人さんたちの
トークセッションがあったんですが、
それがなかなか面白かったですよ。
その語りの中身は、いわゆるパン作りを超えて
アーチストの精神を感じました^^
その他、ワークショップもいろいろ開催されていて
私も、二つほど体験してきました。
一つは、バターの手作り体験。
そして、もう一つは、自然木を使った
パンプレート作り。
その体験談は、また後日お伝えしましょう。
さて、本体の山一木材の工場では、くにじ社長直々に、
製材ショーの解説をしてくださいました。
ヒノキとケヤキとクスノキの大きな原木を
実際に、巨大バンドソーを使って板にするところを
間近に見せていただきました。
その時に香る、自然木の香りは
アロマといっても過言ではないほど
心を落ち着かせる香りでした。
製材ショーのあとは、社長のトークショー。
「細胞を生かし続ける、木の低温乾燥のはなし」
45度を基準に、温度管理をして
木の樹液は乾燥させることなく
水分だけを発散させるそうです。
今回は、我々のために乾燥庫で
ドライフルーツを作ってくれていました。
キウイ、バナナ、りんご、トマト・・・・。
どれも、驚く程濃厚で、噛めば噛むほど味の出る
自家製ドライフルーツとは思えないクオリティー。
乾燥炉はないけれど、とりあえずこの乾燥用編み籠・・・
Amazonで探して、手に入れようと思う今宵でした。