今日から11月。
空気が凛と冷えてきて、星空の観察に良い季節になりましたね。
天体観測に因んだ、素敵なソフトウエアをご紹介しましょう。
「MITAKA」という、無料のソフトですが、
素晴らしいソフトですよ。
Mitaka は、 国立天文台 4次元デジタル宇宙プロジェクトで開発している、
天文学の様々な観測データや理論的モデルを見るためのソフトウェアです。
地球から宇宙の大規模構造までを自由に移動して、
宇宙の様々な構造や天体の位置を見ることができます。
このソフトウェアは2003年6月の4次元デジタル宇宙シアター一般公開から、
上映用のソフトウェアとして使われてきました。
2007年からは、国立天文台の敷地内に完成した
立体ドームシアターにて上映に使用されています。
基本的には、国立天文台の立体視シアターの上映用ソフトウェアとして開発していますが、
1台のPCでも動くように設計されていますので、
このソフトをインストールすることで、
プラネタリウムと全く同じ映像を見ることができます。
さらに、3次元プラス時間の4次元で、
宇宙旅行ができるようになっています。
様々な視点から宇宙を見ることができます。
太陽系から飛び出して、銀河系の果て
さらには、宇宙の果てまで旅することができます。
途中で、ターゲットを指定して
ズームイン、ズームアウト、あるいは着陸もできますよ。
このソフトは、進化し続けています。
最新バージョンは1012年の6月。
ある程度の動作環境が必要ですが、
WIN7で、コア2デュオ以上の最近のパソコンなら
問題なく動きそうです。
また、派生ソフトも出ていて、Mac用も開発されています。
全画面で、ダイナミックな宇宙旅行をお楽しみください^^