昨日の仕事帰りのこと。。。
東の空に、見事な入道雲。
これぞまさに、「ザ・入道雲」という形であり、
大きさであり、いかにも夏の空という感じです。
正確には「積乱雲」ですが、
形が入道に見えることから「入道雲」
しかし、しかしですよ。
入道ってなんですか?
確かに、「大入道」とか「たこ入道」とか
大きな妖怪のようなものに入道ってついていますが、
入道の、本来の意味はなんでしょう?
道に入るというのは、もともと仏門に入るという意味で、
出家とよく似た意味なんですね。
頭を剃って、仏門に入った人を入道と呼ぶようになり、
そこから、お坊さんの事を、
入道と言い始めました。
そして、そのうちに、お坊さんでなくとも、
坊主頭の人を入道とも呼ぶようになったようですよ。
江戸時代の怪談話に流行った、
坊主頭の妖怪お化けの名前にも「入道」と付けられました。
「入道雲」の名前の由来は、モクモクとそびえ立つ姿が、
まるで妖怪お化けのように見えたことから、
そのように呼ばれ始めたのでしょう。
ここのところ、台風の影響で、
イマイチ夏らしい空が見られませんが、
この11号をやり過ごしたら、夏空満喫したいですね^^