四国中央市の旧伊予三島地区には、
4つのアーケード街がありました。
本町商店街は、数年前にアーケードが撤去され、
通り名も、西参道となりました。
そしてこの度、中通り商店街も
アーケードが撤去されています。
中通り商店街と言えば、四国中央市が舞台となった映画、
「書道ガールズ、私たちの甲子園」の
メインステージとなったところ。。。。
街の復興を、紙産業の振興にかぶせて、
女子高校生たちが一肌脱ぐという内容だったような
違ったような・・・・。
雨が降っても、濡れずに歩けるアーケード。
しかし、老朽化が進み、維持していくだけでも
その負担は大きいのでしょうか?
撤去するだけでも、かなりのエネルギーが必要です。
そのエネルギーさえなくなって、
自力では維持できないアーケード街も多いそうです。
今や、車社会となって、濡れずに歩ける道よりも、
車が横付けできる構造のほうが集客に結び付く。
時代の流れとはいえ、わが町の栄華を支えた
長い屋根がなくなることは、何ともさみしい限りです。