生まれて初めて興居島(ごごしま)に上陸しました。
「しまのわ学校文化祭」を覗きに行ったんです。
高浜港までやって来たら、島に渡る前から
もうお祭りの雰囲気が漂っていました。
連絡船は本来1時間に1本程度ですが、
臨時便が出ていて、次々と集まる人々を
ピストン輸送していましたよ。
船はたったの10分で、島に到着します。
興居島の泊港へ着いたら、
目の前が泊小学校で、ここがメイン会場です。
校門脇の塀に、サブタイトルの
「長い長いしまのテーブル文化祭」と書かれています。
校舎のアチラコチラに、
色とりどりのアートがあしらわれていて、
これが、天高き秋の青空に映え、お祭りを盛り上げています。
運動場には、その名の通り、
長い長いテーブルが、輪になっています。
これこそ「しまのわ」。
一つ一つのブースは、特に珍しい訳ではないのですが、
トータルで、良く工夫されている。
例えば、輪になったテントの色もそうです。
テントは、学校のイベントでいつも使われている
あの、三角テントです。
そこに、布をかけて装飾しています。
かけた布の色もよく計算されていて
もちろん字も目隠しされて、
きっと「泊小学校PTA」とか、「JA興居島」とか・・・
現実に引き戻されるような文字が見えないのです。
そして、手作りの音楽が、全体の一体感を生んでいます。
誰かが演奏して、みんなが聞くのではなく、
全員が、なにか音を出して、
奏者になるという仕組み。
この手のイベントも、もうそろそろネタ切れか?
と、思うのですが、次々とアイデアが出るものだと
つくづく感心します。
そして又、何処に楽しそうなイベントはないかと
探してしまうんですよね^^
長い長いテーブルは、食材の豊富さにもつながっていて、
おやつの大行列。
結局伊藤家は、食べに食べて島を後にするのでありました。