久しぶりに、カメラが増えました。
しかも2台。
従妹が、もう使ってないからと譲ってくれました。
なんと、CONTAXが2台です。
1台はS2。もう1台は TVS。
平成になってからのフィルムカメラです。
どちらも、高級感が漂ってます。
実際に手に取ってみると、
作りの良さが指紋を通して伝わってきます。
さて、今夜はT2のほうの紹介をいたしましょう。
このカメラ、本来はレンズが沈胴式で、
電源を切るとレンズがボディーに収納される仕組み。
今でこそ、コンパクトデジカメでは当たり前の機構ですが、
この当時は、画期的だったんです。
この当時って?
1990年、(平成2年)の発売ですよ。
で、この躯体はレンズが格納されないらしいのです。
ま、電池が入ってないので、
その不具合が、どの程度重傷かは確認できていません。
レンズは、カールツァイスのT*ゾナー。
38mm、f=2.8。
レンズ構成は、4群5枚、7枚羽絞り。
右手親指が当たる部分に、フォーカスダイヤルがあり、
これが電源スイッチも兼ねています。
オフの状態から、ワンクリックでAFモード。
さらに回すと、マニュアルフォーカスモードになり、
手動でピント合わせが出来ます。
その横のスイッチは、電子式セルフタイマーです。
その向こう側がシャッターボタンで、
なんと、サファイヤが使われていますよ。
サファイヤといえば、このファインダーも
サファイヤガラスが使われています。
ボディーはチタン製。
もう!どんだけ贅沢なカメラでしょう!
我が家のポンコツカメラは、70台を超えますが、
これほどの高級機は初めてのコレクション。
棚のレイアウトが、微妙にアンバランスで
悩ましいことになってます。