瀬戸内芸術祭・粟島下見ツアー


瀬戸内芸術祭も、いよいよ秋展示が始まりましたね。
小春日和に誘われて、
急遽、粟島の様子を偵察に行ってみました。

ちょうど数週間前に、NHKの「家族に乾杯」で
この島が紹介され、一躍有名になりましたね。
そのせいで、とにかく人、人、人、でしたよ^^
まあ、その人の多さがイベントの雰囲気を盛り上げていて
すごい活気にあふれていました。

詫間町の、宮ノ下港を12時15分に出発する
粟島行きの直行便に乗り込みました。
乗船時間は20分。
定員が90名ほどの船ですが、満員で次の船を待つ人もいましたよ。

粟島港に到着すると、港周辺は
様々な露天や、地元の人たちが出しているショップなどで
ちょっとした観光地のようになっています。
小学校跡や中学校跡で、カフェが開かれていて
そこで食事をしたいところですが
そちらはやはり人気が高く、かなりな混雑です。
様々な露天で、いろいろ買って食べ歩きするのも
また一つの楽しみと言えるかもしれません。

展示場所は、ほとんど港周辺で
直島や豊島のように、車で移動するほどではありません。
どうしても、島を巡りたいと思ったら
港近くにレンタサイクルがあるので
それを借りると良いでしょう。

展示物の中には、映像インスタレーションが数点あって
上映時間の長いものでは1時間を超えるのもあります。
また、人気のある展示はやはりそれなりの行列で
1時間ほどの待ち時間のようでした。
それらも全て しっかり見るとしたら、
粟島だけで一日が終わってしまう感じです。

粟島の中には、いわゆる瀬戸芸展示とは別に、
例えば「海ほたるのおっさんの家」など、
鶴瓶効果の、いやフミヤ効果の見所もあります。
また、マスキングテープの展示のように
企業が絡んだ展示もあります。
秋展示は、ここ粟島以外に本島と高見島でも開催されいていますが
この3島を一日で回るのはかなり厳しいですね。

しかし、粟島をじっくり攻めるのも楽しいと思います。
伊吹島でもそうでしたが、ここも島の人たちの
「お・も・て・な・し」が、暖かく心に残りましたよ。

中学校跡や、船員学校跡など、
建物自体も十分見ごたえがありますし、
レンタサイクルで、島中を探検するのも面白そうですよ。


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