ヤンマーミュージアムから、街中まで、
シャトルバスに乗って帰ってきたら、
バスターミナルに、妙な乗り物が・・・・・。
バスはバスなんですが、トロッコ列車の様に
窓ガラスが無く、オープンエアな感じ。
車体は、床高な感じで、明らかに通常のバスではない。
後ろへ回ってみて納得。
スクリューが付いているんです。
そうこれは、水陸両用車じゃあ~~りませんか!
展示しているのかな?
いやいや、ここからツアーが始まるらしい。
これは乗って見ないわけには、まいりますまい(笑)
早速ツアー参加を申し込んで、バスに乗り込みました。
運転席を覗きこむと、
車として走る時のハンドルと、
船として走る時の舵が、並んで備わっています。
出発すると先ず、しばらくは車として
長浜市内を観光です。
一段高いので、まるで2階建てバスの様に
抜群の眺望ですよ。
ツアーガイドが同乗していて、
軽妙な語り口で、面白おかしくガイドしてくれます。
この雰囲気、はとバスツアー以来。
もう、気分は遠足だ!(笑)
琵琶湖に滑り込むのは、長浜城のすぐ近く。
近づくにつれて、ガイドさんは徐々に
みんなの緊張を引き出す。
意外だったのはシートベルト。
車の状態で走っているときは、
シートベルトして着席していなければならない。
ところが、船の時はシートベルトを外して、
立って歩いても良いんだそうです。
そんな話を聞いているうちに、
いよいよ、水面へ滑り込みますよ!
乗客全員で声を合わせて「3!2!1!GO!!」
スロープを勢い良く滑って、
大きな水しぶきを上げてますよ!
前の方の客は、少々水を被ります。
最前列の私は、水も滴るいい男(笑)
それからしばらくは、湖面を滑るように進みながら、
琵琶湖観光です。
湖面を流れるそよ風が、めっちゃ気持ちいい!
船外機型の推進装置なので、エンジン音は小さく、
さざ波の音や、水鳥の声が特上のBGM。
しばらく湖面を滑ったら、今度は上陸。
ガイドさんの話によると、バスは後輪駆動。
スロープで、後輪のグリップが得られると同時に、
スクリューを格納しなくてはならない。
そのタイミングが、なかなか難しいそうですよ。
ドライバーの腕の見せ所と言うわけです。
乗客みんなで、声を合わせて応援します。
みんなの一体感が、かなり楽しいですよ^^
さて、そこのところは動画でお楽しみください。