ちょっと自慢をいたします。
私は、決してナイフマニアではないのです。
実用として、日々使わない日はないというくらい
愛用、いや酷使している純然たるナイフユーザーです。
つまり、持っているナイフは コレクションではなく、
日々、使いこなしているんですが、
たった一本だけ、使わない記念のナイフがあります。
それは、しっかりとした造りの紙箱に入っています。
蓋を取ると、手前側が一面フリーに開く仕組みで、
中には、革のバンドがかかった木箱が納まっています。
革バンドのホックを外して、木箱を開けると、
中には、クラシカルなナイフが鎮座ましましております。
いかにも曰く有り気なナイフでしょう?
このナイフは、ビクトリノックスが1981年に、
初めてスイス軍に納品したソルジャーナイフのレプリカです。
ビクトリノックスの創業125年記念事業として、
高級素材を使用して、復刻したものです。
そして、1884本作られたもののうち、
978番目の証の刻印がされています。
時々、箱から出して眺めまわして にやけているんですが、
ちょっと、妙な光景でしょうか?
実はこれ、ビクトリノックスが開催した、
「マイ・ビクトリノックス フォトコンテスト」の
最優秀賞の賞品なんです。
にやけてもしょうがないでしょう?
これです。