市内に残っている数少ない砂浜には、
今、鴨が休息している様子が見られます。
ただ鴨と言っても、種類が多く、
なんと、20種類ほども日本にやってくるとか。
さて、ここにいる鴨は、何鴨なのでしょうね。
離れて見ていると、茶色い塊が点在する感じで
色合いなどは感じられませんが、
望遠レンズで大きくして見ると、
くちばしは青緑、先端は黄色、頭は玉虫色。
胸元は白く、羽根の先端は深緑グラデーション。
意外と色彩豊かです。
で、この派手な方がオスで、
メスは、地味な茶色なんですね。
鴨は、春になるとシベリアへと旅立ちます。
ご近所の方のお話しによりますと、
鴨がいつまでもここにいる時は、
春の訪れが遅いそうです。
まだまだ、北風が冷たい日々ですが、
この鴨たちが渡りを始めると、
我が街にも、ようやく春が訪れるというわけです。
季節の移ろいを感じられる渡り鳥の姿、
ちょっと覗きに行ってみてはいかがでしょう?
人も鴨も、旅立ちの季節です。