電線の端末処理をするときに、
ビクトリノックスは、とても活躍するはなし。
私がもっぱら使っているのは、ハントマンと言う製品です。
メインブレードに加え、ハサミとのこぎりが、
最低限必要なので、必然的にこの種類になります。
CVや、CVV、VVFなどは
メインブレードだけで処理は出来ますが、
シールドになると、ハサミが必需品。
そして、のこぎりは軽天ボードの切込みや、
塩ビパイプや塩ビダクトのカットに使います。
さて、MVVSの1.25sq-4cの
皮むきを実際にしてみましょう。
メインブレードは、このように握って、
先端だけを使います。
メインブレードの先端を、
被覆とシールドの間に差し込みます。
しっかりと脇を締めて、
刃は固定して、ケーブルを押し出す感じ。
先端に向かって、裂いていきます。
先端まで裂いたら、こんな感じ。
被覆を切り取ったら、
次はシールドを切り取ります。
シールドの切り取りは、ハサミを使います。
シールドの網を、根元へ軽くすごいて緩めます。
緩んだところへ、ハサミの刃を差し込み、
カットしていきます。
金属の網を、こんな小さなハサミで?
と、思いますが、銅製の極細線なので、
気持ちよく切れますよ。
介在物も、ナイフを使うより、
ハサミで切った方が手っ取り早いです。
収縮チューブなどで、端末処理をすれば出来上がり。
後は、マークチューブを入れ、
端子を圧着すれば完成です。
電工ナイフと違い、絶縁されていないので、
活線の処理には向きませんが、
慣れれば、作業効率は抜群です。