八十八名物ところてん


 

坂出の金山の中腹に、清水屋(きよみずや)という

ところてん屋さんがあります。

 

 

小さな池と、森に囲まれた夏でも涼しい、

いかにも ところてんを食べるために在るような

ロケーションのお店ですよ。

ここで食べるのは、ところてん以外似合わない。。。

そんな所です。

 

 

そこは、八十蘇(やそば)と言って、

水不足の折も、枯れることなく

蕩々と水が流れています。

その昔、傷ついた兵士が八十八人、

この水で蘇ったと言い伝えられているそうですよ。

 

 

4種類のところてんのうち、今日は3種類たいらげました。

先ずは、オーソドックスな酢醤油タイプ。

テーブルの上に、酢のポットがあるので

お好みで足しながら頂きます。

ほぼ、飲み物のように胃に流れ込んで行きました。

 

 

さて、2杯めは尾張風ところてん。

これは、砂糖をぶっかけた上に、

酢と醤油を垂らします。

言ってみれば三杯酢の用な感じ。。

砂糖が溶けずに、まぶさっている所が美味いんだな~。

 

 

三杯目は、くず餅風ところてん。

きな粉と黒蜜がたっぷりかかっています。

2杯目で、そこそこお腹は太っても、

これはまた別物。

デザート感覚で、どんどんイケちゃいます^^

 

 

このプリプリした角切りのところてん。

この形でところてんを食べるというのは、なかなか珍しいですよね。

わらび餅でもなく、くず餅でもなく、ゼリーでもなく、

独特の反発力が、なんとも新鮮です。

 

 

このところてんは、水分が99%。

残りは上質の食物繊維。

道理で、あれだけ食べたのに、3時間後の今、

もう腹ペコです^^

 

 


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