星は星でも、SF作家の「星新一」の話です。
高校生の頃、SF小説にはまっったんです。
(りぼんにもはまってましたが・・・・)
その中でも「星新一」は一番のお気に入りで
本もある程度コレクションしました。
と言っても、文庫本がほとんどですけど・・・・^^
星新一と言えば、ショートショートのエキスパート。
数ページの話の中に、シャープな風刺と
ウィットに富んだ小宇宙群!
現代版おとぎ話ですね。
我が家にあるこれらの本を見てみると
大きく二つに別れますよ。
ひとつは このグループ。。。
さて、共通点は??
実は、表紙の絵が「和田誠」さん。
料理家、平野レミさんの旦那さんですね。
そして、もう一つのグループ。。。。。
これは、表紙や挿絵が「真鍋博」さんですよ。
そう、郷土が誇る新居浜出身のイラストレーターですね。
この、真鍋博と星新一のタッグは最強です。
文と絵がこれほどの、相乗効果を生むとは!!
さて、星新一のショートショートで、
まさに今を風刺したような話があるんですが、
ボッコちゃんという文庫本の中の
「お~い、でてこ~い」という話。
ショートショートを要約するのは至難の業ですが、
簡単に言いますと・・・・
とある村の地面に。突然穴が開くんです。
その穴に向かって、「おーいでてこーい」と叫んだけど反応は無い。
石ころを放り込んでも、音もしない。
学者がやって来て調べたけど、深さもわからない。
埋めてしまおうということになって、
どうせならと、ゴミや汚物を都会からもどんどん放り込む。
果ては核廃棄物、伝染病の動物の死骸などなど
どんどん放り込んでも埋まることは無い。。。
これは便利な穴ですね。
ある日のこと、青空の彼方から
「おーいでてこーい」という声が・・・
そして、石ころが一個落ちてキタ━━━(゚∀゚)━━━!!