掛川城下の肴町


 

またもや掛川出張中でございます。

掛川での夕食で外せないのは

「炭火焼さわやか」のげんこつハンバーグ。

そしてもうひとつは、この鰻です。

「また、ええもんばっかり食べて!」

と、突っ込まれるのは覚悟の上。。。。。。

でも、この鰻は四国では味わえない、

って言うか、ここ以上の鰻に

未だめぐり合ったことが無い。。。

それほど、美味いんです!

 

美味さの秘密は何でしょう?

タレに関しては、東西それほど差は無いと思いますが

大きく違うのが、そのさばき方。

関西は腹開き、関東は背開きです。

関東と言っても、その境目は三重県当たりだそうですが・・・。

四国などはほとんど、腹開きで直火焼き。

ある程度歯応えを楽しむ感じです。

それに比べ、東の方では背開きにして

一旦蒸したものを、焼きあげることで

ふっくらとした食感を楽しもうというものです。

また、一説では武家社会では腹開きが

切腹につながるからと、忌み嫌われたという話もあります。

武家社会といえば、ここは徳川家ゆかりの掛川城下町。

この店の、住所を見てください。

 

「掛川市肴町」ですよ!

きっと昔から、お城下の肴を一手に

引き受けていた町なのでしょう。

この「うな専」のとなりも

「甚八」といううなぎ屋さんです。

決して安くは無いこのうなぎ屋さん。(うな重松で3000円)

土用の丑の日でもないのに、どちらも満席です。

 

どうも鰻というだけで、食費の計算の物差しが

狂ってくるんですね。

 

鰻と一緒に出てくるのが肝吸い。

なんとなく、肝吸いと言うだけで

滋養強壮に効きそうな気がしますね。

「ユンケルの一番高いのより安い」と、

休日返上で働き続ける 出稼ぎ労働者は、

自分に言い聞かせるのでした。


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