昨日ご紹介したチノンベラミと、
同時期に発売された超小型カメラ、リコーのFF-1。
このカメラは、1978年に発売されました。
35mmフィルムを使うカメラです。
ドイツのメーカーから、ローライ35という、
超コンパクトなカメラが発売されて、
一気に、コンパクトカメラブームがやって来ました。
各社から、コンパクトカメラが発売されましたが、
それらはどれも、ハーフサイズカメラより小さいほどです。
このリコーFF-1も、今のコンデジくらいの大きさ。
108 X 66 X 40。225gです。
前面カバーを閉じた状態では
突起物がなく、ポケットにすっぽり収まります。
前面カバーを開けると、それに連動して、
レンズがスライドして出てくる仕組み。
その機構は、今でも小気味良く作動しますよ。
シャッターは、センサーシャッターで、
軽いタッチで動作します。
Cd-Sを用いた、プログラムシャッターで
EV2~17(ISO100)。
レンズは、35mm、f=2.8。
材質は、ほとんどがプラスチックですが、
意外と安っぽさはない。
面取りや、シボ加工の精度が高いからでしょうね。
小さいけれど、写りの良い、
なかなかの銘機です。