「CAPA」という、写真雑誌の6月号の綴じ込み付録。
これが、なかなか秀逸なのでご紹介しましょう。
こんなデザインのシートが付いています。
結構分厚いシートです。
このシートを、カメラで撮影して、
レンズのボケ具合を把握したり、
ピントの精度を確認したり出来るんです。
チャート部分を、カッターナイフで丁寧に切り抜きます。
三辺を切って、下になる部分は残します。
切り抜けたら、定規などを当てて起こします。
すると、このような形になりますよ。
このシートを、真正面から撮影すると、
様々な検証が出来るんです。
例えば、この撮影結果を見て下さい。
ピントは、センターの十文字に合わせています。
その時の左右のチャートの写り具合で
色収差や、被写界深度などが読めると言うわけです。
絞りを変化させ、被写界深度がどのように変化するか
把握しておけば、いざというとききっと役に立ちますよ。
更に拡大して、目盛りや砂目の写り具合を見ると
オートフォーカスがきちんと合っているか確認できます。
デジイチなら、フォーカスの微調整ができるので
このデータを元に、修正しておけば
シャープなピントの画像が得られるというわけです。
これがあれば、良い写真が撮れるという訳ではありませんが
サッカーで言えば、リフティングの練習のようなもの。。。
レンズを自在に操るためのその一という事で
いかがでしょう?