昭和31年に発売されたカメラです。
大成光機というメーカーの製品です。
海外では、カリマー社という合弁会社が
カリマー35という名前で販売していました。
レンズはTerionon 45mm。
シャッタースピードはバルブと、1/5~1/500。
絞りは3.5~16。
スペックは標準的ですが、
無骨なスタイルが、男心をくすぐります。
カメラ女子には似合わないかも・・・(笑)
ローレット加工に、異常なほどこだわっていて
その仕上がりはなかなかのものです。
中でも特徴的なのが、
レンズの右横に付いている歯車。
この歯車を右手の人差指で回すと、前玉が回転します。
その回転が、二重像合致式距離計に連動していて
ピント合わせが出来る仕組みです。
レンズ周りの、絞り環やシャッターリングも
フィルム巻き戻しノブも、
大げさなほどローレット加工されていて
そのキラキラ感がたまらない^^
発売当時の価格が7800円。
品質から言うと格安です。
とは言っても、当時の大卒初任給が5600円。
今ならフラッグシップのデジタル一眼くらいのお値段ですよ。
特にレンズ周りの創り、何ともいえず魅力的!
見ていて飽きないですね。
☆らんどなあさん 毎度です^^
こんなカメラを今作ったら、結構受けそうな気がするんですけど・・・(笑)
最近はツルツルばかりですから・・・^^