私は、絵画については素人中の素人。
高校の時の選択授業も、美術ではなく音楽でしたから・・・・。
子供の時から、絵を描くなどということは
大の苦手で、それは今までずっと同じです。
しかしながら、出張先やその移動中に時間があれば
大概、美術館や博物館を訪れて、
絵画や彫刻、写真などの鑑賞に時間を費やすんですよ。
技術的なことは全くわからない、ズブの素人ですが、
実は素人なりに、ある鑑賞方法を持っているんですよ。
それは、何の意味もないことかもしれませんが
いや、間違っているのかもしれませんが・・・。
その方法とは、気付きを心のなかでつぶやくんです。
どのような些細な事でも。。。。
例えば、この「二種類のブドウ」を見ながら、
「ああ、テーブルが水平だ」とか、
「テーブルの向こうは壁だ・・・」とか、
「コーヒーミルは四人分は挽けそうだ」とか、
「テーブルの奥行きは1.5m超えていそうだ」とか
「左から光が当たっている」とか
「額も何やら凄い」とか
それがどうした、というようなしょうもないことでも
一つ一つ心の中で、言葉にしてつぶやくのです。
そうすると、何かが入ってくるような気がするんですよ。
それともう一つ。
そこから発せられる「ご利益」を意識するんです。
「ご利益」というのは、わたしの勝手なこじつけの言葉ですが・・・。
どのような美術品も、完成するまでには
とてつもない労力と、御心が注ぎ込まれていると思うんです。
その、注ぎ込まれたエネルギーが
パワーとなって発せられている。
つまり、私の中での美術館巡りは
今流行のパワースポット巡りとよく似ています。
さて、坂田先生のお家は
我が家から108歩ほどの所。。。
我が家に、愛犬ジャムがまだ居た頃、
お宅の前が、散歩コースだったのです。
ある時、犬好きの奥様がお声がけ下さって
それ以来、ジャムが取り持ってくれた縁で
今ではフェイスブック友達にまでなっていただいて・・・・。
本当に、ありがとうございます。
17点の展示のうち、半分ほどの絵の中に
絵が飾られていることに気づきました。
絵の中に、絵があるんですね。
私は、そのことに妙に惹かれましたよ。
絵の中にある、その絵は、誰が描いたものでしょう?
もしや、坂田寅一先生の絵なのでしょうか?
いやいや、瑞来先生ご自身の絵か、
はたまた、全く違う誰かの絵か・・・?
「空気を描く」と題された、今回の展示ですが
空気感で表現された距離の中に
私は、時間あるいは歴史が封じ込められているように感じました。
勝手な解釈何卒ご容赦願います。
ホームページはこちらです
http://ww35.tiki.ne.jp/~batachan11/index.htm
お早うございます☆
早寝で、今、起きてきた(笑)瑞来さんからのメッセージです。
「絵画の鑑賞と創作は、具体的・微細的にするのが良いと思います。 “神は細部に宿る” のが、絵画の本質ですから~」
・・・・・と、言っています。 ジャムパパさんの鑑賞の仕方は、大正解の様ですよ(笑)
日曜日に拝見させていただきましたが、地元ではこうして直に目にする機会が少ないと思うので、ありがたいですね。
☆batachanさん こんばんは^^
良かった~(笑)これからも、心で呟きながら些細な所を念入りに感じたいと思います。
去年の夏、上野でフェルメール見に行って、「真珠の耳飾りの少女」の前で「あっ、目が合った」とつぶやいて、周囲に笑われました^^
☆らんどなあさん こんばんは^^
じゃあニアミスだったんですね。日曜日の三時半くらいにお伺いしたんですよ。
本当に、貴重な機会で有難いことですね。