道のべにたまたま土筆一つかな <子規>
日なたがやたら暖かいので、
日陰の肌寒さが、逆に身にしみる今日此の頃です。
もしやと思い、いつもの畦道を観察すれば・・・・・
ほらっ!やっぱりありました!^^
枯れ草の下に、まだまだ硬い土筆です。
春への歩みは、ゆっくりしていますが、
確実に進んでいることは間違いないようです。
スギナの全草を乾燥させたものは
生薬名を問荊(もんけい)といい利尿作用があるそうでうよ。
しかも、耳寄りな情報があります。
近年、花粉症対策としての効能があるとの発表があり、
注目が集まっているというのです。
ただしこの効能は公的に認められているわけではなく、
あくまで健康食品的な宣伝文句です。
土筆のすぐ近くには「ホトケノザ」も
可憐なピンクの花をつけています。
春の七草の一つに「ほとけのざ」がありますが、
これは本種のことではなく、
コオニタビラコというキク科の草なんですね。
このためにこの種を七草の「ほとけのざ」であると
誤解されている場合があるようです。
本種は食用ではないため、注意を要するそうです。
そうそう、つくしもアルカロイドや
無機ケイ素などを含むため、
多量の摂取は推奨されないそうですよ。
美味しいですけどね・・・。