残暑厳しい日が続きますが、
秋の足音は、確実に大きくなっている。
ここ白河の夜、何処からともなく
秋祭りの太鼓の練習の音が聞こえてきます。
この地の秋祭りは、9月の14、15、16日。
仕事場の仲間も、夜には提灯祭りの練習に行っていると聞き
その練習風景を、覗きに行ってみました。
先ずこの、長い竿をご覧下さい。
12mもあるそうですよ。
先端に提灯が付いています。
竿の重さは20kg程だそうですが、
まっすぐ立って、受け止めるだけなら20kgですが、
バランスを崩した時にかかる重量は
その何倍にもなるそうです。
いま練習している、この長い竿が
先達提灯と呼ばれるもので、行列の先頭を進みます。
12mと言えば、幹線道路脇にある主要な電柱は大体12m。
従って、まっすぐ進んだのでは、
その長い竿は、電線にひかかってしまいます。
それを、うまく交わしながら
しかも、二人の息を合わせるところが
腕の見せどころらしいですよ。
提灯は、ロウソクの光で夜空に浮かんでいます。
今時だから、電球を使っているのかな?
聞いてみると、すべての提灯はロウソクの明かりだそうです。
当日は、数千の提灯が2kmにも余って連なり
それは幻想的な光の帯になるそうです。
残念ながら、祭りの頃にはこの地には居りませんが
機会があれば、その幻想的な光の芸術を見てみたいものです。
さて、子供たちは太鼓の練習ですよ。
ピンと張り詰めた空気の中、
みんな、真剣に練習してますよ。
単調なリズムを、一定のテンポで長く合わせるのは
簡単そうで、実際難しいんですよね。
大人も、子供も、若者も、年寄りも、男も、女も、
こうやって地元のつながりを持つ機会があるということは
大事なことだなあと、改めて感じました。
こういう、結束力が
祭り以外のところでも、
いざと言う時、底力を発揮するんでしょうね。
すっごく長い竿ですねー
技は当然なんですが、まず体力がないともたないでしょうね。
☆らんどなあさん 毎度です^^
若い衆の、力と男気の見せ所のようですよ^^