ゆかい社中、「そらぐみ」


JR徳島駅から、室戸方面に向かって二駅行ったところ。。。。
そこに、JR二軒屋駅があります。

高松から徳島までは、JR高徳線。
そして、徳島から南へ向かう線は
「阿波室戸シーサイドライン」と言うんですね。
知らなかった。。。。
無人駅の、ひなびた駅舎の片隅に・・・・

洒落た看板がかかっています。
なにやら、面白そうでしょう?
「どうぐ・きっさ・ぎゃるり」ですよ^^
しかも「ゆかい社中」^^
そして、「そらぐみ」^^
さあ、中へ入ってみましょう。

駅舎を、上手くリノベーションしてるでしょう?
ノスタルジックな雰囲気はそのままにして、
洗練された空間を作り出しています。
柱や梁は、古びた古民家風のこげ茶色。

そして、壁は白を基調にした清楚な雰囲気。
ファニチャーは全て、生木の木目。
ニスの塗ってない、自然木の温かさ。
そして、その木目の上に
透明感を持って、ガラスたちが佇んでいます。

ちょうど今、「鳥山高史」さんのガラス展が開かれています。
今月いっぱいの開催だそうですよ。
ガラス以外に、ステンレスをたたき出して作る
カトラリーも並んでいますね。

壁際の棚には、個性的なガラスの器が並んでいます。
これらの器は、ガラスを鉄型に吹き込む技法、
「型吹き」という技法を用いているそうです。

微妙に波打った表面が、
光の屈折を生んで、
それぞれ、味のある表情を見せてます。
そして、当たる光や 見る角度でも表情は変わります。

壊れやすいガラスの展示なのに、
危なっかしさが無いんですよ。
座りが良いから?
そういや、座りが悪そうなものは、
支えが添えられている。
いや、座りの良さだけではなく、
古さを持っているんですよね。
新しいのに、ノスタルジック。
長い命を、持って生まれているような安心感がある・・・・
ふと、そんな気持ちになりました。

駅舎を出て、プラットホームに回り
線路側から、ギャラリーを見る。。。。
鉄道オタクで無くても、ちょっとうれしい線路の距離。
小さいけれど、味わいのある景色。
ホットジンジャーを頂きましたが、「きっさ」の方も本格派。
自家製の「砂糖漬け生姜」が添えられて、
2倍温まりましたよ^^







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