今日ご紹介するのはRICOHのXR500。
昭和53年発売の1眼レフです。
このカメラの特徴は、なんと言ってもレンズマウントです。
なんと、アサヒペンタックスと同じ
Kマウントを採用しています。
つまり、自社独自のマウントを捨てて
他社のマウントと互換性を持たせることで
競争激化していたカメラ市場を乗り切る方針を採ったのです。
シャッターは、前回紹介したキャノンEFなどと同じ
サードパーティー製のコパルスクエアを採用。
生産の効率化を目指しています。
一見後ろ向きな姿勢に見えますが、
現在もマニアックなカメラを連綿と売り出しているということは
会社の方針は正解だったといえるのではないでしょうか?
今では、ヤシカもコニカもミノルタも
姿を消しているのだから・・・・・・。
50mm、F2のレンズをつけて、39800円。
当時の1眼レフの中では格安で、
新宿の量販店で、飛ぶように売れたそうです。