嫁さん方のおばあちゃんが12日夜、天に召されました。
正月二日に、親族寄って新年会したのが
昨日の事のよう。。。。
93歳のおばあちゃんは、いつも通りお酒も美味しそうに飲んで、
お料理もいっぱい食べて、
孫や、ひ孫達のことを気にかけて、
ニコニコと いつもの席にドン!と座っていました。
おばあちゃんは、まさに生涯現役。
お茶の先生として何十人もの生徒さんに囲まれて暮らしていました。
暖かくなったら、お茶席の準備も控えていたそうです。
おばあちゃんは、お茶に生きて来たと言っても過言では無いでしょう。
今思えば、ほんの少しでも教わっておけば良かった。。。。
お茶というのは、そのライフスタイルを構築するもののような気がします。
お茶を立てる時間だけではなく
普段の暮らしぶりや、環境、心掛け等
トータルで楽しむ奥の深ーーいものではないかと
粋とか侘びさび等、漠然として掴めないものを
日々少しずつ、暮らしに溶け込ませる作業。。。。。
年中、着物を小粋に着こなし
形の良いもの、姿の良いもの、
気配の良いもの、良い香り、良い味、良い佇まいを
日々の暮らしの中で 楽しんでいたのです。
そして、人としての良い佇まいというものを
私たちに 教えてくれたと思います。
私たち孫や、ひ孫は、
親愛の情を以て「おっきぃばあちゃん」と呼んでいましたが
今その存在そのものが
「おっきぃばあちゃん」だったと感じる次第です。
ーー合掌ーー
なんとコメントしたらよいものやら…
御冥福を御祈りします
それにしてもきれいなお茶室だこと
☆さくらさん お言葉、有難うございます。
ホントに教わっておけばよかったと、後悔しきりです。