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龍馬・その後


須崎で鍋焼きラーメンを食べた、その後。。。。
龍馬ブームの通り過ぎた、桂浜に立ち寄ってみました。

龍馬伝の放送と共に、大ブームとなり
去年の何時ぞやまでは、交通規制がかかり
シャトルバスを利用しないと、
ここまで来ることが出来なかったそうですね。
ブームの最中には、混雑の噂を耳にするだけで
足を運ぶことはありませんでした。
嵐が過ぎ去った後を、のぞいて見ましょう^^

龍馬像の前も、4,5人の人が居るだけ。
日曜の昼下がりに、ですよ。
桂浜も、人影まばら。。。。
実は・・・・・ここで・・・・
小学校の修学旅行の時、波にさらわれた経験を
持っているんですよねぇ。

日差しがあるとは言え、2月ですから
アイスクリンも、暇そうです。
寄せる波に、戯れる恋人たちも居ません。
みやげ物売り場はと言うと・・・・

営業しているのだろうか?
と言うくらい、まばらな人影。
混雑していなくて良かったねぇ、
というレベルを通り越して、
人恋しくなるほどです^^
そんな気持ちは、水族館のイルカも同じようで、

「クルカ?」
と、誘ってますよ。


おっきぃばあちゃん、星になる


嫁さん方のおばあちゃんが12日夜、天に召されました。
正月二日に、親族寄って新年会したのが
昨日の事のよう。。。。
93歳のおばあちゃんは、いつも通りお酒も美味しそうに飲んで、
お料理もいっぱい食べて、
孫や、ひ孫達のことを気にかけて、
ニコニコと いつもの席にドン!と座っていました。

おばあちゃんは、まさに生涯現役。
お茶の先生として何十人もの生徒さんに囲まれて暮らしていました。
暖かくなったら、お茶席の準備も控えていたそうです。
おばあちゃんは、お茶に生きて来たと言っても過言では無いでしょう。
今思えば、ほんの少しでも教わっておけば良かった。。。。
お茶というのは、そのライフスタイルを構築するもののような気がします。
お茶を立てる時間だけではなく
普段の暮らしぶりや、環境、心掛け等
トータルで楽しむ奥の深ーーいものではないかと

粋とか侘びさび等、漠然として掴めないものを
日々少しずつ、暮らしに溶け込ませる作業。。。。。
年中、着物を小粋に着こなし
形の良いもの、姿の良いもの、
気配の良いもの、良い香り、良い味、良い佇まいを
日々の暮らしの中で 楽しんでいたのです。

そして、人としての良い佇まいというものを
私たちに 教えてくれたと思います。
私たち孫や、ひ孫は、
親愛の情を以て「おっきぃばあちゃん」と呼んでいましたが
今その存在そのものが
「おっきぃばあちゃん」だったと感じる次第です。
ーー合掌ーー


宝泉寺の紅葉


愛媛県から香川県に入る道路は、
通常、国道11号線か、あるいは高速道路を利用しますね。
実はもう1本山越えの抜け道があるのです。
それは、金生町山田井から大野原町田野々へ抜ける県道9号線。
その道を香川県側に入って10分ほど走ると
紅葉寺として有名な「宝泉寺」があります。

お寺自体は、小さいのですが
その庭の紅葉は、大変見事で
この季節、ただでさえ狭い駐車場は
車が溢れ出し、道端にもずら~っと車列が続きます。

庭も、そんなに広いわけではありませんが
紅くなる木と、黄色の木、緑のままの木。。。
それらがうまい具合に重なって
大変見事です。

本日ではすでに、かなり散っていて
もう少し早い時期のほうが、写真に撮るには良かったようです。
落ち葉を中心に撮るなら良いのですが、
木に付いている葉は、すでに乾いて縮まっているのがほとんどでした。

緑の葉に赤や黄色が重なると、
ちょうどクリスマスの飾りのようですね。
仏教の施設の中で、キリスト教の行事を思い浮かべるのも
罰当たりな話ですが・・・・・。

この色の組み合わせで、リースを作れば
いい感じのクリスマスアイテムではないでしょうか^^
西山広隆寺や、白滝公園のように
出店があるわけでもなく、
何の催しもありませんが
しっとりとした庭を散策するのも
これはこれで、なかなか良いものです。


+やーのボタンで、地図を拡大縮小してみてください。
近隣の様子がわかります。


国営まんのう公園


「国営公園」って、何でしょう?
「国立公園」や「国定公園」というのもありますね。
「国立公園」や「国定公園」というのは地域制公園といって、
自然を守ることなどを目的に、
区域を定めて指定され、土地利用の規制等行う公園。

そして、「国営公園」というのは、造営物公園といって
国家的な記念事業や、広域的な見地等から国が設置する公園です。
皇居外苑なんかも、そのうちに入るそうです。
日本に14箇所ある「国営公園」のうち、
四国には唯一、ここ「讃岐まんのう公園」があります。
「谷川米穀店」で小腹を満たした我々は、
食後の運動と、ちょうど見ごろを迎えた
コスモスを鑑賞するために 公園ゲートをくぐりました。

めっちゃくっちゃ広い駐車場は、平日ですからガラガラ。。。。
かと、思いきや!  なんと!
観光バスがずら~~~り。
幼稚園から、小中学校、高校、老人施設・・・・
そうです、秋の遠足シーズンなんですね。
広大な敷地ですから、公園に入ると
そんなに混雑した感じではないですが
秋の空には、黄色い歓声が響き渡って
自然とこちらまで微笑ましい気分になりましたよ^^

ちょうど、今の季節は
「コスモスフェスティバル」が開催されていて
手入れの行き届いたコスモス畑は、見ごろを迎えています。
なんといっても「国営」ですから、
手入れの行き届き具合は、
他とは比べようの無い別格です。

「国営」というのは、言い換えると
国民の税金で運営されているわけです。
私個人的には、こう言う施設こそ
支出を絞ったりしないで欲しいと思うのです。
行政刷新委員のみなさん、
生産性が無いからと、事業仕分けの対象にしないでください。
いや、すると言ったわけではないですが・・・

公園内には、「ほっとすてい まんのう」という
オートキャンプ場もあります。
バンガロウも数棟あり、
売店やシャワールームもあり、
快適なキャンプが出来ますよ。

そして、もうひとつ大きな特徴は、
ワンちゃんも一緒に公園に入ることが出来るんです。
最近サービスエリアなどに、ドッグランが出来たりしますが
それでもまだまだ、公共の場所で
ペット同伴出来る所は少ないですね。
ここは、受付で簡単な申し込みさえすれば
公園内どこでも一緒に過ごすことが出来ますよ。
もちろん最低限のマナーは必要ですけどね。

せっかくの「国営公園」ですから、
どんどん利用したいですね。
もう少ししたら、夜のイルミネーションが美しく飾られ
12月になると、土曜の夜
音楽に合わせて花火が打ち上げられるショーもあります。
詳しくはこちら


Take Off!M’t Shiozuka


我々が、塩塚頂上(1043m)へ
無酸素登頂に成功したその時、
まさに、飛び発とうとするパラグライダーが居ました。

今まさに、命がけのフライトへと
緊張の準備をしているパイロットに
無神経な登山者たちは、ゼーゼー言いながらも
下世話な質問を浴びせかけるのです。
物にもよりますが、高い物では
上のセールだけで60万円もするそうです。

さらに、ハーネスや背負う専用リュック等、
30万は掛かるそうです。
パイロットは、周到な安全確認をしながらも
面倒がらずに、答えてくれるのでした。

しかし、良い風が吹いてくると
そのタイミングを逃す訳にはいかず、
我々の次元の低い話に答えず
飛び立っていきました。

見ている者の方が、悲鳴を上げます。
ひんやりとした秋の風を一杯にはらんだ翼は
青空と稜線の境目に向かって滑って行きました。
それでは、テイクオフの瞬間を動画でどうぞ。

携帯はこちら


塩塚山登頂


霧の高原キャンプ場で
たらふくBBQを堪能した我々は、
「ちょっと運動せんとやばい」くらい満腹です。

見上げればそこに、塩塚山の頂上が見えていますから
これは登らない訳にはいきません。
その頂上から、次々とパラグライダーが
気持ちよさそうにテイクオフしています。

全員高所恐怖症ですから、空は飛べませんが
山は登れるでしょう。
と、登り始めたものの
この坂道の急な事!!

日ごろの運動不足を、身をもって感じる上り坂。。。
地球の重力が、これほど感じられるとは!
金毘羅さんの階段どころではありません!

しかし、まあ!
足を止めて、周りを見れば
ススキヶ原の美しいことよ!
一時は、心臓が止まるかというほど苦しかったのに
頂上からの眺めを見ると、
一瞬で苦しさを忘れますね。

山頂に到着したら、ちょうど
今日最後のパラグライダーが離陸するところでした。
飛んでいる様子は、
何度か下から見た事があったけど
目の前で、セールを膨らませ
離陸していく様子が見えて
皆、大興奮です!

まるで、ビロードのように
逆光に輝くススキの彼方に
遥か「石鎚山」も見えていましたよ。

大自然に包まれて、
まさに心の洗濯をした一日です。


霧の高原でバーベキュー


天高く馬肥ゆる秋。。。。。
何を食べても美味しい 今日このごろの気候ですが
爽やかな秋の空の下なら、なおさらです。
という訳で、昼食は塩塚高原で
バーベキューをやろう!ということになりました。

ちょうど、ススキの草原も美しく頂上からは、
パラグライダーが気持ちよさそうに飛び立っています。
高原を通り過ぎて少し行くと
霧の高原キャンプ場があります。

今日のキャンプサイトは、ここ霧の高原。
バーベキューサイトや、オートキャンプサイトの
設備が充実していて、
人工芝の斜面をそりで滑る施設もあります。

我々は、いつものBBQセットを持参してきているので
サイト使用料525円でOK。
もしも、手ぶらでやって来ても
肉から網から炭から、なんでもそろっています。
フリスビーやバドミントンもありますよ。

山城町側のキャンプサイトには、
バギーでオフロード走行を 体験するコースまであります。
我々は、食いっ気ばっかりですが・・・・^^

さぞ混んでいるだろうと思ったのですが、
なんと!貸し切り状態!
ふらっと通りがかる人がたまに居ますが
片付けが終わるまで
どなたもバーベキューを始める人は居ませんでしたよ^^

食後は、いつものアウトドアコーヒー。
あの・・・・・・・
写真の順番と 文章がシンクロしていませんが
気にしないでください。

家を出て、45分で到着するにも関わらず
これほど旅に来た雰囲気が味わえる所は
本当に貴重です。
この後、食後の運動がてら
塩塚山頂(1043m)を征服するのですが
そのことはまた今度。。。。。


神宮の森のパワー


話は行ったり来たりしますが、
旅の最終日、インディーハウスの「じゃむちゃん」とお別れした我々は、
京王線で、新宿へと舞い戻って来ました。
飛行機の時間から逆算すると、まだ若干 時間の余裕があります。
ガテン系オタクの私としては、秋葉原詣でに行きたいところですが、
旅の行程上、止むを得ず新宿の「ヨドバシカメラ」に
お参りすることにしました。
そこで、2TBのハードディスクと、
2.5インチ内蔵カードリーダライタを購入し
自分へのお土産としたのです。
そして、もう一か所お参りを。。。。。。

新宿といえば、明治神宮。
この機会に、家内安全、その他諸々全部、お願いに上がることにしました。
しかし、ヨドバシカメラ詣でで時間を取りすぎてしまって
のんびり歩いて散策している場合では無くなってしまいました。

そこで、ヨドバシカメラ前でタクシーを拾い
お参りが終わるまで待機してもらうことにしたのです。
事情を話すと、運転手さんは
こころよく 本殿に一番近い駐車場まで行ってくれました。

明治神宮といえば、名前はよく聞いていても
そこを訪れるのは初めてのことです。
ゆく年くる年で、日本一の参拝客数を報じる
番組を見るくらい。。。。

さて、その境内に一歩足を踏み入れますと、
なんとも言えない、厳かな雰囲気。。。
手入れの行き届いた、玉砂利を踏みしめながら
大きな鳥居をくぐるだけで
不思議と霊験あらたかな心持がしてくるから不思議。

敬虔な神道信者とは言えない普段の暮らしぶりですが
この時ばかりは、パワースポットのお力でしょうか
何時になく神妙な心持になるのでした。
さて、駐車場へと戻りますと
タクシーの運転手さんが、「メーターは止めておきましたから・・・」
と。。。。
なんと!
温かい心遣いに、いよいよもって、有難~~い気持で
神宮の森を後にしたのでした。


ガラスの森美術館


「箱根・彫刻の森」を後にした我々は、
箱根登山鉄道と、ケーブルカーと、ロープウェイと、
路線バスを乗り継いで、さらに歩いて、
へとへとになって、「ガラスの森美術館」へとやって来ました。

ここは、緑豊かな箱根仙石原にある、
日本初のヴェネチアン・グラス専門の美術館です。
美術館の中は、写真撮影が出来ず
ご紹介するわけにはいきませんが、
敷地の真ん中の池を中心に、
ヨーロピアンな建物と庭園だけでも
十分、見応えがありますよ。

ヴェネチア共和国のガラス職人は、その昔
「ガラス製造業者および工人・助手、家族等のすべてをムラノ島に移住させ、
島外に脱出する者には死罪を課す」という強力な保護政策により、
リアルト島の隣のムラノ島へと移ります。
そして今日に至るまで、ムラノ島はヴェネチアン・グラスの中心地であり、
ムラノ島の人々は、ヴェネチアン・グラスと運命を共にしてきました。

その、ムラノ島の風景を再現しているのでしょう。
敷地内にある、カフェテラツァでは
生演奏のカンツォーネが流れています。
そしてもちろん、本格的イタリアンをいただくことができます。

写真に収めることは出来ませんでしたが、
ヨーロッパの古いレースと、レースグラスの展示も
見応えがありました。
レースって、いわゆる洋服の端っこのフリフリだと思ったら
えらい奥が深くて、目から鱗状態です。

ヴェネチアグラス以外に、現代ガラスアートの展示もされています。
庭園から建物、そして庭園と
室内外をゆっくり散歩しながら
展示を見て歩けるようになっています。

ここの庭園の素晴らしいところは、
遥か彼方の山々も、借景として取り入れ
まるで、見えるところすべてが一体に感じられるように
綿密な設計がされているところです。

どうです?
写真で見ても、一体化されているでしょう?
こちらの建物は・・・・・
 

せせらぎのほとりにある森の小さな水車小屋。
木製のからくり人形が、のどかな時を刻みます。
自然の美味しい贈り物、フルーツジャムとカナダ産メープルのお店です。
この建物も、遥か彼方の山々と 違和感なく一体化しています。


KITOKURAS・CAFE


場所は、レオマワールドの近くです。
YUKINKOさんが教えてくれました。

森の中に、ログハウス。。。。。と、いっても
カナディアンハウスのような、丸太のログではなく
昔の小学校を思い出すような、木の創りです。
そして、カフェというのは、
ここ、KITOKURASの コンテンツのひとつなのです。
 

先ずその敷地に入って感じるのは
木の香り。。。。
その香りを呼吸しながら、
木の廊下を歩くと、、、、、

いくつもの部屋があって、
いろいろな部屋や、スペースがあります。
図書室もあれば、日用品販売の部屋もある・・・。

ツリーハウスのように、木の階段で屋根の上に登ったり
大きな木の室の中に入れたり、
現役腕白小僧も、元腕白小僧も
現役お転婆娘も、元お転婆娘も
無意識に、生き生きとした笑顔になってしまいます。

木で出来たアクセサリーもたくさん揃っていますが、
そのオリジナリティーが嬉しくなりますよ。
それもそのはず・・・・・

もともとの母体は、道を挟んだ向かいにある
「山一木材」という木工所さんなんです。
木工所というより、製材所でしょうか?
そこの区別はちょっとわかりませんが、
今日は工場がお休みで、機械が動いていないからと、
工場見学までさせていただきました。
そこも、なんとも言えない木の良い香り!

木のぬくもり、と言う台詞は
もう古びた感じがしますが、
ここで、乾燥のさせ方や、切り方、組み方など
お話を聞いていると、
もしも、もう一度家を建てるチャンスがあるなら
木の家を、メッチャこだわって建てたいなあ^^
と感じましたよ。

童心に帰って、木と遊びながら
のんびり森林浴を楽しめる、気持ちの良いところですよ。