インドネシアに、古くから伝わる人形劇。
ワヤン・クリというのをご存知でしょうか?
人形を用いた、伝統的な影絵芝居です。
世界無形遺産に指定されているんですよ。
その、伝統について展示してある博物館に行った時のこと・・・・。
影絵芝居に使う、操り人形は
観客からは、影にしか見えないのに
なぜか美しい色が付いているんですよ。
光源は、石油ランプ。
スクリーンから人形を離すと、大きく写って
そして影はぼやける。
近づけると、小さくくっきり写る。
それらを利用して、様々な情景や心情を表現するんですね。
その、博物館には影絵芝居の人形以外にも
様々な、インドネシアに伝わる伝統的人形が展示されていました。
その中に、どこかでお目にかかったことのあるような
そんな人形が有りましたのでご紹介しましょう^^
これって、本当に伝統的?と思うような
ひょうきんな表情(笑)
ビリケンさんにも似ているような・・・・・。
神聖で、静かなミュージアムで
一人ツボにはまり、涙がチョチョ切れる~(爆)
どこかでお会いしたのに、
名前がなかなか思い出せない・・・
そんな、親しみの湧くこちらの御方。
誰だったかなあ?
真ん中の人、変なところから大量に毛が生えてます^^
歴史的に、大変価値のある大事な史料を
勝手にウケてしまって、ツボってしまった!(爆)
申し訳ありません。
笑っちゃいけない空気のなかで、
一人悶絶してしまいました(笑)
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西山興隆寺
インドネシアから帰国して、最初の日曜日。
もう遅いかなあ。。。と、思いつつ
西山興隆寺へ、紅葉狩りに出かけました。
そしたら案の定、もう紅葉はほとんどが散っています。
お寺の関係者の話によると、
一週間前が一番の盛りだたそうです。
その後、強い風雨にさらされたため
すっかり落ちてしまったとのこと・・・・。
なんとか、残っている枝を探して撮影しましたが、
張りのある紅葉が、まとまっている枝がなかなか無い。
仕方ないので、たまに射す陽の光で
色の変化を狙ってみました。
さて、紅葉の季節も終わり、
いよいよクリスマスが近づいて、
そしてまた、新しい年がやって来る。。。。
近頃の時の流れは、まるで滝のよう。
そう感じるのは、私だけでしょうか?
ペンネンネネム
前々から、絶対!!訪ねたいお店があったんです。
それは、大阪の梅田駅から歩いて5分くらいのところ。。。。
名前は「ペンネンネネム」といいます。
小さな扉を開けて、中へはいると・・・・
壁の棚には、本がいっぱい並んでいます。
その本の数たるや、ハンパないですよ~。
そしてまた、上手に展示してあるんです。
ひとつの棚に、一冊の本。。。
そして、裸電球を上手く使っているでしょう?
実は、このお店は「絵本と珈琲」のお店。。。
絵本カフェですね。
入口脇の、メニューの黒板を見てください。
ユニークな名前でしょう?
ターゲットは、決して私のような肉体労働者ではないですね(笑)
が、しかし怖いもの知らずの私は
「犬が踏んぢゃったティラミス」を注文!
踏んぢゃった犯人の、足跡が残っています。
でっかいティラミスですが、踏み潰された訳ではないようで
ちゃんと形は残っています。
飲み物はチャイですよ。
香り豊かなミルクティーです。
このお店、お客さんは若い女性ばかり。。。
そして、店員さんも若い女性ばかり。。。
そんなところへ、なぜ?
私が行ったのでしょう?
実は、我が家の次女が
美術系の専門学校を出て、ここで働いているんです。
はじめての職場訪問。
サプライズ訪問しちゃったと言うわけなんです^^
楽しそうに働いていて、よかったよかった(笑)
学ぶところの多い職場で、きっといい勉強になっていると感じましたよ。
金比羅大祭
10月10日は何の日でしょう?
昔は「体育の日」でしたが、今は10月の第2月曜日になってしまって
必ずしも10月10日は「体育の日」ではなくなりましたね。
今年は、たまたま10月10日が第2月曜日。
10月10日が体育の日になるのは
6年ぶりの事だそうです。
そんな中、昔も今も変わらず10月10日に行われるのが
金比羅宮の例大祭です。
昨日は、宵宮祭で稚児踊りなどがあり、
日中は、金比羅石段マラソンが開催されたそうです。
今夜も、御神輿が本宮から出て
参道の石段を降りていく御幸祭が催されます。
昼間も、和太鼓の演奏や、八女踊りの披露など
催しは途切れる事が無いようですよ。
そして、催事場の周辺は露店がいっぱい出ています。
露天のほとんどが、店の奥にテーブル席を備えた
今で言う、B級グルメ的な飲食店。
イカ焼き、たこ焼き、大判焼き、たこ判焼き、
焼きそば、串焼き、焼き鳥、おでん、などなど・・・
そんな中、面白いお店を発見。。。
なんと!昔懐かしい「スマートボール」ですよ。
白い磁器のボールを、はじき出して
穴に入れていく。
穴に入った球が、縦や横、斜めに4つ揃ったら
景品がもらえるというものです。
単純だけど、それがまたハマル。
大人は、懐かしがって
子供は、珍しがって、
かなりの人気です。
もちろん!やりました。
で、結局揃う事は無く
残念賞として 大好物の(笑)うまい棒2個頂きました。
もちろんお参りもしましたよ。
昨日の瓶ヶ森が楽勝だったので、筋肉痛も無く
軽快に階段を登り始めましたが・・・・・
あの~、個人の感想ですが・・・・
金比羅の石段って、瓶ヶ森よりキツイですよ。
だいいち、山の上ほど涼しくないので
大汗かきました。
まあ、それでも頑張って、本殿でしっかりとお参りを済ませ、
そして、帰り道の「旭社」で、吉例「1円玉浮かべ」をするんです。
旭社の拝殿脇に、大きな水がめがあって
そこには、満々と水が蓄えられているんです。
その水の表面に、心静かに1円玉を置くと、
心清き者だけ、1円玉は浮く。。。。。。
わたくしは、2円チャレンジしましたが水没。
なぜか、嫁さんは2円とも浮かぶと言う
理不尽な結果になった、今年の例大祭でありました。
瓶ヶ森登山
秋晴れに誘われて、瓶ヶ森(1896m)へ登って来ましたよ。
寒風山トンネルを高知へ抜けて、
瓶ヶ森林道を通るコース。
8時に家を出て、寒風山駐車場まで約2時間でしたよ。
標高1000mを超える辺りから、ちらほら紅葉も見られます。
青い空と、白い雲。
抜群のドライブ日和です。
寒風山駐車場に車を置いて、
いよいよ登山の開始です。
氷見千石原を経由して、山頂を目指すコース。
しばらくは平坦な、ラクチンな道のり。。。。
足元には、リンドウの花がいっぱいです。
注意しないと踏んでしまうほど、沢山咲いていますよ。
ひんやりした空気と、青い空と、
笹の緑と、小鳥のさえずり。。。
氷見千石原を過ぎると、頂上へ向けて登り道です。
急な坂道ですが、周りの景色が素晴らしいので
休み休み、風景を堪能。
さて、いよいよ頂上が見えて来ましたよ^^
写真を撮ったり、景色を眺めたり
ゆっくり登っても、駐車場からは40分ほどでした。
7月に登った石鎚山に比べたら楽なものです。
ちょっとあっけないくらい。。。
あっけないけど、お腹はすいた^^
例によって、カップヌードルとおにぎり。
寒いかなと、上着も持っていきましたが
陽射しがあるのでちょうどいい感じです。
食事の後は、お約束のエスプレッソコーヒー。
それともう一つ・・・・それは記念撮影です^^
右後方に写っているのが石鎚山です。
たまたま一緒になった、見知らぬ同士で
シャッターを押しっこするのがまた楽しい。
で、我々を撮ってくれたのが・・・・
カメラ屋のきたむら君(仮名)率いる4人組。
若い人達は、ノリが良くって
我々もつい、ノッテシマッタ。。。(笑)
もしも、このブログ発見できたらお便りください。
データをお送りしますよ。
待ってます!きたむら君(仮名)!
下りは、男山と女山を縦走します。
ちょうど眼下に、さっき歩いた氷見千石原が広がっています。
その笹の原を、雲の影が流れていく・・・・。
なんと!ダイナミックな風景でしょう!
天候にも恵まれ、出会いにも恵まれ
本当に心地よい登山でしたよ。
いや、石鎚成就コースが登山なら
このコースは、ハイキング。
初心者でも、ピクニック気分で来られるいいところですよ。
夏休みエピローグ
夏休み最終日。
京都へ帰る長女を送りがてら、神戸までドライブ。
サービスエリアや、ハイウエーオアシスで
旅の気分を味わいながら、淡路経由で三ノ宮まで。。。
夏休み最後のツアーなので
癒しを求めて、六甲山の牧場へ行ってみました。
超晴れ男の名を、欲しいままにしてきたはずなのに
シトシト雨模様。。。。
牛や羊の姿に癒されようとやって来たのに、
残念ながら、牧場にその姿はありません。
厩舎を覗いてみると・・・・・
居ました居ました。
お食事中です。
プププ^^。
このモコモコ具合が、癒される~。
天気が良ければ、ちょっとしたショーなんかもあるんですけど。。。
牧用犬による、羊の追い込みショーが見たかった^^
仕方ないので、牧場の中を散歩。
なんと!気温は19℃。寒いくらいです。
でも、森のしっとり感がいい感じ。。。
緑の中を、のんびり散歩して
すっかり癒されましたよ。
長女とは、三ノ宮でお別れ。
ここから京都までは阪急電鉄で600円ちょっと。
おとんとおかん(長女はこう呼ぶ)は
言葉少なに、シコチューへと帰るのでした。
遅れて来た夏休み
世間の皆様から、少し遅れて
今日よりコンパクトな夏休みを頂きます。
ちょうど、長女が帰省しているので
大人の夏休みを計画。
今日は、徳島県の「秘境の湯」を訪ねました。
「秘境の湯」へやってくるのは2ヶ月ぶり。
前回は、次女と一緒にやって来ました。
そしたらその時、平日のシーズンオフで 貸し切り状態。
その時の様子はこちら。
今回は、夏休み中ですから、少々の混雑は覚悟して・・・・。
ところが!!なんと!!
本日もほぼ貸し切り状態なんです!!
ここって、もしかして、あんまり流行ってないのかな?と
フロントでそれとなく聞いて見ると、
なんと!昨日は600人越える来客だったそうです。
今日は、我々の前に7人居ただけで
ちょうど10人目でございますだって・・・・^^
これって、お盆返上で、頑張った御褒美でしょうか?
さて、浴室へ行ってみると だ~~れも居ない。
大浴場はもとより、塩サウナも、打たせ湯も、
ジェットバスも、薬湯も・・・・・。
で、例によって露天風呂で ひとり記念撮影^^
前回、カメラと風呂の間の足跡を指摘されたので
今回は、なるべくフレームの外を行ったり来たり・・・。
距離が長くなった分、シャッターを押して浸かるまでが忙しい。
ほぼ全速力で走って、飛び込んで、固まる、を繰り返す。
10秒の点滅の間に、何事も無いようにカメラ目線。
テイク12は行ったかなあ。。。
別の意味で、良い汗かいた~。
汗をかいたら、大広間へ集合。
大広間の休憩室も、我々以外に一組居るだけという
贅沢なくつろぎ空間。
そこで頂くのが、例の、ぶつぶつ切れて太くて短い「祖谷そば」。
好き嫌いはあるかと思いますが
わたくし、この田舎蕎麦が結構好きなんですよ。
湯の質も良好で、交通の便も良くて、
転地効果満点の「秘境の湯」
我が家のお気に入りです。
天然クーラー「滑川渓谷」
「風穴」に続いて、やって来たのは「滑川渓谷」
同じ東温市ですが、分水嶺を越えるので
西条市と錯覚しそうですね。
分水嶺より西は、重信川へ。。。。
そして、東側は中山川を経て、燧灘へと注ぎます。
駐車場に車を停めたら、
この橋から遊歩道が始まります。
どうです!この大自然への入り口的な感じ。。。。
ひんやりした風と、水の流れと、
ミンミン蝉の鳴き声。
天然アンビエント^^
天然リラクゼーション・ヒーリング・BGM.
滑川渓谷の、一番の特徴は、
谷全体が、砂礫岩の岩盤で出来ている事。。。。
谷の両岸も、川底も、境目の無いサンドベージュの岩です。
その岩を、長い時の流れと水の流れが侵食を繰り返し、
なんとも面白い表情を作り出しているんですよ。
小さな滝が続くところがあれば、
川底いっぱいに流れが広がったところがある。
そして、所々滝つぼのように大きな窪みがあります。
「甌穴」と呼ばれるもので、中で石が転がることにより
どんどん深く削られてきた不思議な穴です。
子供たちには、ちょうどプライベートプールのよう^^。。。
スイカを冷やしたり、ビールを冷やしたり。。。。
川に沿って、遊歩道が整備されているので
川面を流れる涼風を感じながら、
マイナスイオンを全身で吸収できますよ。
そして、圧巻は・・・!!
遊歩道の最終地点「奥の滝」。
両岸の絶壁が出会ったところに大きな滝があります。
写真では、比較物がなくその圧巻振りが判りにくいでしょうか?
狭くなった空を見上げると
まるで落とし穴に落ち込んだようです。
そして、もう一つ。。。。
個人的にすごく好きな場所。
旧「川内町立、滑川小学校」です。
廃校になってどのくらい経つのでしょう。
今でも、堂々とした佇まいですね。
むか~しむか~し、宝くじが当たったらここで
アウトドア体験の出来るペンションをしようと、
話していた事があるんですよ(笑)。
そして、校庭にはもちろんドッグラン^^
真夏の夜の夢、今宵再び・・・・・。
マイナスイオンのお裾分け
明日は立秋とは言え、昼間は例年並みの蒸し暑さ。。。
涼を求めて、東温市の「風穴」へやって来ました。
噂にたがわず、心地よい冷気でしたよ。
すっかりマイナスイオンを浴びてきましたので
せめて雰囲気だけでも、お裾分けしましょう^^
駐車場に車を停めたら、しばらく遊歩道を登ります。
まず、この遊歩道を歩くだけでも森林浴。。。。
それもそのはず、「えひめ森林浴88ヶ所」の一つに
選定されているんですね。
フィトンチッドがたっぷり含まれた
冷ややかな空気が心地よい。
だんだんと、風穴が近づいて・・・・
空気の冷ややかさがどんどん増してくる。
ほら、風穴の周辺は
冷気に冷やされた空気が霧になってます。
冷蔵庫の扉を開け放した感じ。。。。
木漏れ日の中を立ち昇る 白いミストが神秘的です。
まさに、マイナスイオンが具現化した状態。
その冷たいミストが、周辺の草木を湿らせているんですが・・・・
葉っぱで結露して、木漏れ日に輝き
まるで宝石のようです。
葉っぱの毛の、一本一本に
一つずつの水滴が・・・・
いかがです?
写真からも、マイナスイオンが出てますか?
バーチャル森林浴をお楽しみください。
滑川渓谷
「風穴」の次に訪れたのは、同じく東温市の「滑川渓谷」
同じ東温市でも、分水嶺を越えているので
どうも西条市のような錯覚に陥ります。
分水嶺の西側は、最終的には重信川へ流れ込むけど
東側は、中山川を下り燧灘へと注ぎます。
こちらも、「風穴」に勝るとも劣らない
マイナスイオンの宝庫ですよ。
この渓谷の特徴は、谷全体が砂礫岩の岩盤で出来ている事。
岩盤が削られて、川が出来ているので
両岸も、川底も、全体が砂礫岩。
なだらかに、浅く流れているところがあり、
そして、滝があり、滝の落ちるところには
「釜」と呼ばれる深みがあり、
また、浅い広い流れになる・・・・・。
礫岩なので、岩盤の表面はごつごつ。
写真では、滑らかで滑りそうですが
「滑床渓谷」のように、ウォータースライダーにはなりません。
でも、比較的安全に水遊びが出来るので
子連れの家族が、水遊びに多く訪れていましたよ。
この渓谷の圧巻は、「奥の滝」と呼ばれる所。
両岸の崖が、滝で出会って、行き止まりになっている。
遊歩道も、ここで行き止まりです。
写真では、比較物が無く
両岸の高さや迫力が伝わり辛いでしょうか・・・。
実際、ここから狭い空を見上げると、
地球の割れ目に落ち込んだ気分になりますよ^^
川原を吹く風は、本当に涼しい。
足を濡らしながら、歩いているとちょっと寒いくらい。
お弁当を持って、避暑に来るなら
絶好の場所ですね。
そして、私のお気に入りの建物。。。。
それは、「川内町立・滑川小学校」
廃校になって、何年経つのでしょう?
今でも、レトロな良い雰囲気を醸し出す 貴重な建築物です。
もしも宝くじが当たったら・・・・
グランドをドッグランにして、
アウトドア体験の出来る、滞在型ペンションをやりたいなあ、と
むか~しむか~し、話していたんですよ。