「海外出張」カテゴリーアーカイブ

インド到着


成田から、インドのデリーまで
なんと、10時間のフライトでした。
6日の夕方飛び立って、到着したのは日本時間の明け方。
こちら時間の丑三つ時。
時差が3時間半あります。
デリー空港を出たのは2時ころだったでしょうか。。。。

インドの地に降り立って、何が驚いたってその寒さです。
なんと、6℃しかないんですよ。
くるくる丸めてスーツケースの奥に突っ込んだ
ダウンジャケットをもう一度引っ張り出して着ました。
昼間も10数度までしか上がらないそうです。
一応、ネットで調べていたんですが
これほど寒いとは!

さて、次に驚いたのがこの空気感。。。。
最初、霧がかかっているのかと思ったんですが
どうも、細かな砂埃・・・・。

深夜に到着して、そのままホテルにチェックイン。
しかも、空港内は写真撮影禁止。
したがって、まだインドレポートというほどの材料がありません。
とりあえずは、無事到着のご報告まで・・・・。

ホテルの部屋は、クーラーはあるけど暖房がない。
寒くて寝られないので、ダウンジャケットを着たまま
ベッドに潜り込みましたよ。


出張用ツールバッグ


 

さて、明後日にはインドへ向かって旅立ちます。

ボチボチと出張の準備も始めないと。。。

とは言っても、年に何度も出張するので

いつも通りの荷物を、確認する程度。

消耗品を補充すれば大体はオッケーです。

出張用の荷物の中には、当然仕事用の工具もありますが、

愛用している工具バッグが、

かなり便利で重宝しているのでご紹介しましょう。

 

通常は、このような手提げカバンのようなスタイルです。

二本のバックルで固定されていますが

ここを外すと、クルクルっと広がるようになっています。

 

 

手前にクルクルっと広げて、左右にフラップを広げた所。。。。

センターにも、フラップにも、小さなポケットがついていて、

そこに工具を差すようになっています。

右側のフラップには、大きなハトメ穴があるでしょう?

ここを上にしてぶら下げられるようになっています。

 

 

このように、壁にぶら下げると

そのままウォールポケットとして使えるわけです。

実際は、百均で購入した強力マグネットフックを

作業場付近の金属面に貼り付けて、

そこにぶら下げて、ツールポケットとして使用しています。

作業が終われば、またクルクルっと丸めて

手提げかばんのように持って帰るというわけです。

工具類の管理は自己責任です。

こうして身近に持って居られることは

海外では特に重宝します。

 

 


飛行機から虹を見る


 

 

成田からジャカルタまで、およそ7時間半。

その間の楽しみと言えば、映画を見ること。

今回も、先ずは「パシフィックリム」を見ました。

なかなか面白かった。

 

太平洋の海底火山の中から、怪獣が出てくるという話。。。。

 

 

見終わって、そのエキサイティングな余韻に浸りながら

窓の外を見ると、まさに映画の舞台となった太平洋が眼下に見える。

コバルトブルーの大海原に、

美しい島々が点在して、

まさに楽園のようじゃないですか!

その風景に見とれていたら、突然、雲間に虹が現れました!

 

 

太陽の位置と、見る者の位置と、水滴の位置と、

三つの条件が揃えば、こうして虹が見える。

理屈では分かっていても、実際に目の当りにすると

それは、感動的です!

 

 

ちょうど赤道を越えたあたりから、

積乱雲が次々成長していて

目で見ても、その周辺に雨が降っているような

まるで煙のような幕になっているんです。

 

 

その幕に、太陽が当たると虹が見える。

まるで、飛行機に虹が着いてくるかのごとく。。。。

必死こになって、写真を撮っていたら

CAさんが、「いい写真が撮れましたか」と声をかけてきました。

 

 

「虹の写真を撮っているんです」と、

写真を見せると、えらい感動してくれました。

毎日のように、空を飛んでいても

窓の外に目をやることは、なかなか無いんでしょうね。

 

 

高松~羽田間なら、いつも富士山の見える側に座りますが、

これからは、太陽の位置を鑑みて、

虹の見える方の席を狙ってみるのも良いかも・・・ですよ^^

 

 


インドネシアの花々


常夏の国インドネシアでは、年中花々に溢れています。
ホテルの庭に咲いている花を、いくつか撮影してみました。

中でも一番多いのが、このブーゲンビリア。
通りの中央分離帯や、家々の庭、工場の緑地帯など、
いろんな色のブーゲンビリアが植えられています。
接ぎ木が容易なのでしょうか、ホテルの庭には
一本の木に、何色かの花が咲いているのもありますよ。
その他の花は、詳しい名前はわかりません。

例えば、これは山百合にも似ていますね。
写真で見るほど、毒々しい感じではありませんよ。
鼻を近づけなくても、いい香りが漂っています。
天然のアロマです^^

こっちのほうが、ちょっと毒々しい^^
菖蒲とかカキツバタとかの種類でしょうか?
いかにもジャングルとかに有りがちな色合いですよ。
匂いはそれほど感じられませんでしたよ。
とはいえ、おっさんが鼻をすり寄せてうっとりしているのは気持ち悪いから
それほど真剣に、香りのテイスティングしている訳ではありません^^

これも、菖蒲とかの種類でしょうね。
こちらは、清楚に佇んでいました。
色合いも、大人しめです。

こちらは、蘭の種類でしょうね。
こんな色合いの蘭は、見たことがあるような・・・。
数珠なりの花ではなく、単独で咲いていました。

さて、よくアロマ関係のグッズなどのパッケージなどに描かれている
いかにも南国のリゾートっぽいこの花・・・・。
風車のような花びらが面白いですね。

こちらは、高い木に咲く花。。。
ハチドリがやってきて、ホバリングしながら蜜を吸う姿が
いかにも、南国の風景でいい感じです。
今や、花の流通もグローバルになり
これは珍しい!という花には、なかなか出会えませんね。


下町ショッピング


街中の、屋台街を歩いてみました。

衣料品から、靴、帽子、食料品、飲食店、
色付きの小鳥、木彫りの人形、テレビゲーム、
あらゆるモノが売られていますよ。
そして、独特の香りが漂っています。

それは、あちこちにある大食堂から
漂ってくる香り・・・・・。
原色のビニール製テーブルクロスのかかったテーブルと
これまた原色の、プラスチックの椅子が並ぶ
庶民の台所的なところです。

奥では、肝っ玉母さんみたいなおばちゃんが
調理をしています。
ガスコンロが3口ほどと、
ガス炊飯器があるくらいで
水道の設備があるようにも見えませんが
様々な料理が作られています。
ただでさえ暑いのに、ベールを被ったおばちゃんは
コンロの熱気と格闘してます。

旦那連中は、呑気なもので
木陰でチェスを楽しんでいますよ。
食べてもないのに、胸焼けしてくる場所から
衣料品コーナーへと移動・・・・。

様々な、一流ブランドのスニーカーが
無造作に山積みされていますよ。
ナイキのプレミアムなアイテムも
300円くらいで売られています。

Tシャツも、豊富です。
値札は2万ルピア(日本円で180円くらい)となっていますが
大体半分位までは、値切れるようです。
それ以上値切ると、チェスをしていた旦那がその手を止めて
「もう負けれません」と、ドスを利かすシステムです。
汗びっしょりのTシャツを脱いで、
今買ったTシャツに着替えようと思っても、
どっちも大して気持ち良さそうにないという、
残念な展示形態です。
持ち帰って、洗濯してから着ようと思ったら
2サイズダウンするという、
なかなかの高機能ぶりですよ。

そんな路地裏にも、子供たちの明るい声が響いています。
子供たちが、水先案内人のように先へ先へと駆けて行く
迷路のような路地裏を、クネクネくねくね歩くと、
そこは、ちょっとしたテーマパークのようですよ^^


怪しいスイーツ?


実は、スイーツかどうかも判らない。
怪しいことしか判らない。

何やら派手な物体が入った瓶が並ぶ。
向こうの、大きめのジャーの中には 氷が入っている。
女の子が、どんぶりにお金を入れてやってきた。
おっちゃんは、どんぶりからお札を取り出すと
自分の胸のポケットにねじ込んだ。

奥の、緑色のものはわらび餅のような感じ。
いかにもエグい緑色です。
そして、手前のピンクのものはザクロの実のようです。
あとは、判らない。
白いのはミルクか?ココナッツミルクかもしれない。

すべての具材を、順番にどんぶりに入れていくだけ。
なんの調理もなし。
一通り入ったら出来上がり。
どう見ても、美味しそうには見えない^^

女の子は、わざわざ出来上がりを見せてくれた。
食べて見ろと言われなくてよかった。
これ食べたら、お腹壊す自信があります。
白い液体で、絶対お腹ゴロゴロになりそう。
そんな偏見を持ってはいけないと判っているけど・・・・・。


ジャカルタのスリートミュージシャン


我々JKD(ジャカルタ出稼ぎ集団)の滞在に、
まるで日程を合わせたかのように、
ジャカルタの ど真ん中の 大きな公園で
「JKAーJAPAN MATSURI」 という催しが開催されていました。

丁度、この日曜日がファイナルイベント。
これは覗かないわけにはいかんでしょう?
この催しは、日本とインドネシアの交流を深めるためにと
4年前に始まって、今年で4回目。

先週の日曜日がスタートで、8日間の開催だったそうです。
会場では、お好み焼き、たこ焼き、うどん、そば
焼き鳥、焼きとうもろこし、などなど
日本の祭りの縁日と、おんなじような盛り上がり。
そして、メインステージの上では
様々なアトラクションが繰り広げられていましたよ。
あらゆるブースを、覗きながら
まさにお祭り気分で、食べ歩き三昧するのです。
途中、ジャカルタ版AKB48のJKT48のメンバーと
記念撮影したりするのですが、
そのあたりは、またおいおい・・・・(笑)

会場周辺も、溢れんばかりの人たちで
公園の中は、陽気なお祭りムード一色。
そんな中、とあるストリートミュージシャン達に出くわしました。

いろんな種類の打楽器を巧みに操って
エキゾチックで、しかも陽気な音楽を響かせています。
どこかの民族音楽というわけではなく、
ほとんど即興で盛り上がるインプロヴィゼーション集団という感じ。

最終目的ではないにしろ、幾ばくかの金銭を稼ごうというのが根底にあるので
聞き手を掴みこんで、盛り上げる技術が巧みです。
我々が、日本人だと悟ると
まるで阿波踊りのお囃子のようになり、
テンポも上がってきて、一人が阿波踊りまがいを踊りだす。。。。

そんなことにウケていると、今度は「お前もやれ」的な・・・(笑)
シンプルなリズムに、微妙に洗脳されて、
若干トリップ気味なので、
ついつい、太鼓の撥を握ってしまう始末。。。

ゲーセンの、太鼓の達人もろくすっぽできないのに、
奴らの技術がその遥か上で
うまい具合に即興アレンジ。
テンポさえ刻めば、神々しいストーリーの出来上がりというわけ(笑)
帽子の中の紙幣が、てんこ盛りになった頃
次の洗脳者を求めて、別の木陰へ移動していきました。
何故か、まんまとやられて、心地よさが残るという、
不思議な体験です。


Jeepのカメラケース


例によって、Jeepグッズはないかいな?と、
キョロキョロ探しておりますと、
やっぱり、有りましたよ こんな物。。。。

Jeepのロゴ入り、カメラケースです。
試しに入れてみると、我が愛機 Nikon S8000がぴったし収まるサイズです。
前面と、中仕切り部と、背面部は
衝撃吸収素材が内蔵されています。

カメラ収納部のメインポケットの前に
もう一つポケットが有って、アクセサリーやメディアが収納できます。
スマホが入るかなと思ったんですが
それは無理でした。。。。残念^^

ベルト通しの部分は、ベルクロとスナップの二重ロック式。
ここが外れるので、ベルトをしたまま脱着できます。
しかも、二重ロックなので安心ですね。

ベルトポーチとして使うほかに、
付属のネックストラップを利用して、
首から下げたり、肩から斜め掛けしたりもできますよ。
そして、ちょっとした秘密が隠されています。

裏面に、下向きのポケットが付いていて、
その中に、何やら隠されています。
それを引っ張り出すと・・・・

雨よけの、ウォータープルーフカバーが付属しているんです。
急な雨にも、浸水から防げる優れものですよ。
これだけの装備がついて10万ルピア。
日本円で、850円ほどです。
なかなか良さげでしょう?
カメラ入れたり、腰につけたり、首から下げたり
歩いてみたり、カメラ出したり、離して眺めたり
今夜は、まだしばらく 遊べそうです(笑)


Alam Sari (アラム・サリ)


先日、一度ご紹介した、半分アウトドアの
コテージ風インドネシア料理レストラン。

その看板の片隅には、忍者のように
ヤモリが、運動会している
野趣溢れるレストランです。

ここの売りは、そのロケーションに加え、
早い!安い!そして美味い!の三拍子揃っているところ。。。
注文してから、料理が来るまでの時間が
あまりにも早いので、
作り置きかと勘ぐってしまうほど・・・。

大体、ビールを注いで乾杯が終わる頃には
もう、熱々の料理がどんどん運ばれてきます。
そして、どれもが出来立てで、アツアツ。
どれも、外れなく美味いんです。

この、オーソドックスなナシゴレンも
適度にスパイシーで、クセがなく
みんなでシェアしたら、あっという間に完食ですよ。
さて、今回は魚料理にチャレンジ。。
名前を聞いてもわからないので、適当に二匹注文しました。

幅の広いこの魚は、スズキの種類でしょうか?
ベイクドフィッシュのカテゴリーに有ったはずなのに、
これは、どう見てもフライドフィッシュですね。
まあ、そのほうが良く火が通っていそうで 安心ですが。。。
甘辛いタレが、染み込んで
揚げた甘露煮みたいな食感です。
見た目は悪いけど、味は最高ですよ。
全く、生臭さはありません。
こんがりし過ぎて、生臭い要素は炭化しています(笑)

細いこちらの魚は、かますの種類かな?
種類は違うけど、調理の仕方がほぼ同じで
魚による味の違いはわかりません。
この他にも、ミーゴレン、野菜炒め、シーフード炒め等
たらふく食べて飲んで、ひとり500円くらいです。
さあ、残り1週間。
おいしい料理で、英気を養う週末の夜です。


春風食堂


 

先日、コンビニでフリーペーパーをもらって帰りました。

それは、日本語で書かれた

日本人向けのフリーペーパーです。

 

フリーとは言え、100ページにわたる立派な冊子です。

 

 

タイトルは、「南極星」

北半球なら、道しるべとなる星は北極星。

南半球にも、やはり道しるべとなる南極星が空にあります。

道しるべの星に因んだタイトルなんですね。

その中に、興味深い記事がありましたのでご紹介しましょう。

3人の日本人女性が切り盛りする「春風食堂」の話です。

 

 

 

2007年に「かもめ食堂」という映画がありましたが、

覚えてますか?

私は、何処かへの飛行機の中で見ましたよ。

小林聡美、片桐はいり、もたいまさこのトリプル主演で、

当時、かなり人気になった映画ですね。

フィンランドのヘルシンキで、たまたま知り合った3人の女性が

おにぎりをメインにした「かもめ食堂」を開くという話し。

 

映画のキャッチコピーが、

「かもめ食堂。それはフィンランドのヘルシンキにありました」

 

それ風に言うと

「春風食堂。それはインドネシアのバンドンにありました」

 

 

 

 

春風食堂を、この八月にオープンさせたのは藁澤亜希さん。

2004年に日本語教師として、この地にやってきたそうです。

その後、アートディレクターのソロモンさんと結婚するが、

なんと、二年前に心臓発作で他界してしまい、

当時一歳の、愛子ちゃんと失意のどん底にいたそうな。。。

そんな時、見かねた義母のソルタさんの勧めで

お店を始めることになるのです。

藁澤さんは、「かもめ食堂」が好きだったそうで

同じくらいのこぢんまりしたお店作りを考えたそうですよ。

 

 

 

メニューを考えたのが、友人の西宮奈央さん。

リサーチをしたり「ブレーン」を努めたのが高橋江美香さん。

バンドン在住の三人の日本人女性が、

異国の地で、カフェをオープンさせるというのが面白いですね。

 

かもめ食堂と、大きく違うのは

これは映画ではなく、現実だということです。

すごいですね。

 

 

春風食堂の、看板メニューはカレーだそうです。

もともと、インドネシアにもカレーはあるし、

きっと、在住日本人にも、インドネシア人にも

日本のカレーは受け入れられると考えたのでしょう。

お店をオープンさせるまでの経緯など、

読み進むうちに、行けるものなら行ってみたい気になりましたよ。

そして、誌面使われている写真が、

なかなか優れているんです。

フリーの冊子とは思えないクオリティです。

 

 

そして、春風食堂のこのロゴもなかなか良いでしょう?

3人で考えたそうですが、シンプルで女性らしいですね。

 

ああ、なんかカレーが食べたくなってきましたよ^^