高松市美術館で、「小さな世界へようこそ」という、
5人のアーチストの作品展が開催されています。
展示会場は、写真撮影禁止だったので
作品をご紹介できないのが残念です。
なかなか見応えのある展示ですよ。
チャンスがあれば是非覗いてみてください。
この5人展の中のひとり、照屋勇賢さんの作品を
以前記録したのを思い出したので探しだしてみました。
もう、3年以上前のことです。
六本木の森美術館で、それは展示されていました。
もちろん、写真撮影許可をもらって撮ったんですよ。
エルメスの紙袋が、樹木の形に切り抜かれています。
幹の部分と、葉の部分を切り抜いているんですよ。
そして、腰をかがめて袋の中を覗くと・・・・・
その切り取った幹と葉を組み合わせた木立が、
袋の中に立っているんです。
切り抜かれた部分から、光が入って、
その木立を照らしています。
ミニチュアのジオラマのようでしょう?
次は、おなじみマクドナルドの紙袋。
これも、同じように幹の部分と葉の部分が
別々に切り抜かれています。
そして、中を覗くと・・・・
幹の部分は、Mのマークの黄色い色。
葉の部分には、「早めにおめしあがりください」の文字。
そして、上の穴からは光が射している。。。。
どうも、この風景には風刺が感じられると思いませんか?
この袋も、マクドナルドのものですね。
何かのフェアに使われたものでしょうか?
ドナルドは、ズタズタに切り取られて・・・・
やはり樹木になっています。
そして、ぽっかり開いた穴から
たっぷり光を浴びている。
消費文化に、自然が犠牲になっている
そんな風刺があるような気がするんですが、
皆様はいかがお感じでしょうか?
是非、高松市美術館で現物を御覧ください。
月別アーカイブ: 2013年3月
マンガナイザー
顔写真をアップロードすると、それをマンガに変換して
しかも、それが主人公の漫画になるというサイト。。。
面白そうでしょう?
さっそく試してみました。
それはMANGANIZERというサイトですよ。
http://ana-manganizer.com/
アクセスすると、先ずはストーリーを選択します。
今はまだ、3種類のストーリーしかありません。
”サムライもの”と、”バスケットボールもの”、そして”少女探偵もの”。
これからまだ、ストーリーは増えるようですよ。
ストーリーを選んだら、次は主人公になる顔写真を選びます。
ファイルから選んでも良いし、ウェブカムで撮影しても良い。
また、Facebookのプロフィール写真なども使えるようです。
取り急ぎ、ウエブカムで自分撮りしてみました。
顔のパーツや輪郭を読み取り、
マンガに変換してくれます。
このあと、パーツごとにカスタマイズすることもできます。
主人公の顔ができたら、いよいよストーリーの中に埋め込み。
完成したら、マウスを左クリックしながら読み進みます。
ファイルとしてダウンロードすることも出来ますよ。
また、Facebookにアップロードすることも出来ます。
どうです?これがわたくしがモデルのマンガです。
え?男前すぎる?
その指摘は、受け付けません。
モーツァルトのダッチパイ
話せば長くなるのですが、結論から言うと
すごいスイーツを頂いた・・・・という話です。
何が凄いかというと、先ずはこのサイズ。
包みは、幅が約10cm、厚みは2cmくらい。
長さがなんと50cmちょっとあるんです。
そして、そこに押された刻印が、何やら高級そうでしょう?
さて、包み紙を開けると・・・・
白い箱に、これまたスタンプが小洒落ている。
見ると、MOZART(モーツァルト)と書かれています。
お店の名前が、シュロスガッセモーツァルトと言うんです。
住所はというと、岡山県岡山市。。。。
さらに見ると、「DUTCH PIE」と書かれています。
さあ、いよいよ箱を開けて見ましょう。
どか~ん!!
大きな箱にピッタリサイズの大きなパイが横たわっています。
これ全てが一体ものですよ!
そして、表面には隙間なくナッツが敷き詰められています。
これは、かなりいわく有りげな焼き菓子じゃないですか?
早速、ネットで調べてみたんです。
店名やら住所やらで検索しても、お店のサイトにたどり着かない。
あるのは食べログや、一般のブログに紹介された記事ばかり。。。
仕方ないので、食べログで詳細を見てみると
ホームページもなければ、ネットショップもない。
お店売り専門だけれど、
岡山では超有名なお菓子屋だということです。
チェーン展開もない、ただ1店舗のみの
手作りにこだわったケーキ屋さんですよ。
では、5cmほど切って頂いてみましょう。
蜜が白泥して、いかにも美味そうな雰囲気でしょう?
パイとはいうけれど、どちらかと言えば層になったしっとりクッキーのよ
う。
そして、ナッツがメッチャ香ばしい。
ダッチパイとは、オランダ風のパイのこと。
オランダで働いていた時、職場の休憩室へ
仲間が奥さん手作りのケーキを持ってきてくれたことを
懐かしく思い出す、手作り感満点のめちゃうまスイーツです。
オランダの休憩室の様子。
日本中がマチオモイの春
各地のクリエーターが、自分の思いのある「町」を
冊子や映像で紹介する展覧会。。。
「私のマチオモイ帖」というイベントが全国規模で開催されています。
四国では、高松で開催されているというので
覗きに行って来ましたよ。
以下は、ホームページの中の紹介文をお借りします。
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私たちは今、家族や友だち、地域とのつながりなど、
自分を育んできた大切なものをあらためて見つめ直しています。
それは3.11 の震災をきっかけに、
日本に暮らすひとりひとりの心の中に生まれた素直な気持ちです。
はじまりは瀬戸内海の小さな島の町を紹介する一冊の帳面。
ひとりの女性クリエイターが今の自分を育ててくれたの町を、
自分の目線で、自分の言葉で伝えた小さな冊子を作りました。
それを見た町の人々は、
はじめて紹介された自分たちの暮らす町の昔話を楽しそうに話したり、
町を訪れた観光客はそこに載っている場所を訪ねたり、
やさしい波紋を町に広げたのです。
この営みは、2011年「クリエイターが社会に対してできること」をテーマにした
大阪の展覧会で、34組のクリエイターが参加するかたちで発表され
関西を中心に反響を呼びました。
マチオモイ帖は、日本全国のデザイナー、写真家、
イラストレーター、映像作家、コピーライター、
編集者などのクリエイターが、
自分にとって大切な町、ふるさとの町、
学生時代を過ごした町や、今暮らす町など、
日本各地に眠る無数の価値を、
それぞれの思いと共に小冊子や映像にして紹介するものです。
そして多くの人たちの人や地域や社会に対しての思いと重なり合い、
ゆるやかであたたかい共感の輪が広がり続けています。
ガイドブックにも載っていない町や、知らなかった町が、
自分だけの視点で紹介されることで、
今まで見たこともない景色や、新しい日本が見えてくるかもしれません。
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ここ高松会場でも、多くのクリエーターが
あちこちの町を、様々な手法で紹介しています。
地元四国ならではの、よく聞く地名ばかり。。。
次々と手にとって、見て回りました。
そして、感じたことは、
地名は知っていても、その中身はあまりにも知らないことばかり。。。。
そこで育った人、暮らした人が、
独特の目線で地元を明らかにしているんです。
その事柄も、そして見せ方も、さすがに最前線で活躍する
クリエーターの技だなあと感じましたよ。
さて、それらの展示の中には、
我らが地元の「いよみしま帖」もあります。
伊予三島出身のパッケージデザイナーの「塩田愛」さんの作品です。
伊予三島に残る手漉き和紙を紹介しています。
実際に、手漉き職人を取材して、
その時、匠の技を画像に収め、
その写真を、紅白の水引で綴じてあります。
連続した静止画を、ペラペラめくる事によって
パラパラ漫画の要領で、手漉きが動画のように見られる工夫をしています。
そして、最後の方には、実際に漉いて出来た和紙が
数枚綴じられているんですよ。
表紙の「紙すき」の文字は、「紙漉き」と、「紙好き」を
表しているように感じました。
私事ではありますが、途中の製紙工場のシルエットの写真は、
なんと!わたくしの撮った写真を使って頂いております。
お時間がありましたら、是非高松会場に足を運んでくださいませ。
マチオモイ帖のサイトはこちらです。
http://machiomoi.net/
Fielderの付録
付録の話が、2日続いてかたじけない。。。。
しかし、期を外して売り切れになってはいけないので
あえて今夜もご紹介します。
それは、アウトドア系ファッション誌「Fielder」の付録。
またまたマルチツールが付いてます。
フランスのアウトドアブランドの老舗「Lafuma」とのコラボ。
なかなか、良い感じに湾曲したデザインが
大人の子供心をくすぐるでしょう?
このカラビナは付属していません。
アウトドアショップや、雑貨屋さんなどで調達してください。
腰につけてもいいけれど、
バッグなどにも良さそうでしょう?
付録ですので、安全上ナイフブレードは付いていません。
しかし、10徳内蔵です。
1,缶切り。
2,ハサミ。
3,栓抜き。
4,マイナスドライバー。
5,プラスドライバー。
6,爪やすり。
7,甘皮取り。
8,コルク栓抜き。
9,うろこ取り。
10,針外し。
これからのアウトドアシーズンに向けて、
ちょっと忍ばせておきたい一品でしょう?
本誌の方も、靴と鞄の特集や、
かんたん!南国風レシピなど、
役立つ記事が満載ですよ。
カメラマンの必須アイテム?
今月号の「月刊カメラマン」の付録が凄い!!
今や、一億二千万総カメラマンの時代、
臆することなくカメラ雑誌コーナーへ行って
堂々と、「月刊カメラマン」を手に取ってください。
なんと、普段の値段より130円高いだけ。。
それで付いてくるのが、折りたたみ式の
「小型レフ板」です。
手のひらほどの小袋に入っていますよ。
このサイズなら、ポケットにも入りますね。
小袋から出すと、外周の枠のバネの力で
一気に丸く広がります。
表面は、アルミが蒸着されていて
光を反射するように出来ています。
直径が40cmくらいの大きさです。
裏側は白色で、銀色よりはやわらかな反射になります。
これからの季節、アウトドアでの撮影も多くなるでしょう。
そんな時、日の当たった場所と、影の場所の
明るさの差が大きすぎて
影の部分が黒つぶれすることがあります。
そんな時、影の方から光を反射させて当てることで
均等に光が回って、自然な写りになるというわけです。
上の写真は、蛍光灯の光だけで撮りました。
下の写真は、レフ板で左側から反射光を当てたもの。
ポートレートなどで使うと、
200%(注1)美人に写ります。
(注、当サイト調べ)