夏の終わりの浮島現象


 

 

仕事終わりに、海岸沿いの道を走っていると、

良い感じの黄昏風景が広がっています。

 

秋雨前線の端っこの低い雲。

もうすぐ、その雲の下から夕陽が見え始める。。。

 

夕陽を撮影しようかなと、カメラを構えたら、

なんと!遠くの島が水平線から浮いている。

 

そう!浮島現象ですよ。

 

 

 

今年の夏は、歴史に残る猛暑でしたが、

ようやく秋の風を感じるようになりましたね。

 

海水は、まだ夏の温度を保っているけど、

空気だけが冷たくなってきた。

 

 

 

これは暖かい海面上に冷たい空気がある場合、

そこを通る光線が強く屈折することによっておこる、

いわゆる、一種の蜃気楼なんですよ。

 

 

 

本来は、瀬戸内の冬の風物詩ですが、

まさか、この時期に見えるとは!

 

しばらく、同じような条件が続きそうなので、

海辺を通る時は、ちょっと気にしてみてください。

 

瀬戸内独特の蜃気楼に出会えるかもですよ。