わたくし事ですが、高校時代登山部に所属していました。
その頃、山の雑誌といえば「山と溪谷」と、
今日ご紹介する「岳人」しかありませんでした。
昨今の山ブームで、山登りの形態も多様化し、
それに伴い、様々な雑誌も登場するようになりました。
山と溪谷も、「夏山JOY」などの
ファッショナブルで、垢抜けた雑誌を手がけます。
そんな中、「岳人」は、ひたすら硬派を貫いた。
元々が、京大の山岳部の同人誌。
その後、中日新聞社が発行することになりますが
お堅いイメージが付きまとい、発行部数が伸び悩む。。。。
もはや廃刊かというその時に、編集と出版を引き受けたのが、
アウトドアグッズの大手、モンベルなのです。
その、モンベル発「岳人」が、いよいよ発売されましたよ。
発行物なので、内容は細かくかけませんが、
愛媛県に、なかなかのサービス。。。。
特集、とっておきの山歩きのコーナーでは、
伊予富士が紹介されています。
これ読んだら、絶対行きたくなった。
お盆もガッツリ仕事なので、
そのあとでのんびり、行ってみたいと思います。
さて、表紙は「畦地梅太郎」さんの版画です。
肩からザイルをぶら下げて、
片手に雷鳥を抱き、片手にカップを持つ山男。
雷鳥に水を与えているなんて、なんという野生人ですか(笑)
畦地梅太郎さんは、愛媛県北宇和郡二名村出身です。
この素朴な中に、ドラマが隠れた版画は、私は大好きです。
石鎚山や、瓶ヶ森などの絵もたくさんあります。
お時間のあるときに是非、WEBギャラリーを覗いてください。
絶対オススメですよ^^
こちらです↓
http://www.atelier-u-web.com/gallary.html