四国中央市の川之江にある、紙のまち資料館に於いて、
「ことばのハンカチ展」が開催されています。
主催は、JAGDA(日本グラフィックデザイナー協会)。
会員数が3000人を超える、アジア最大級のデザイン団体。
震災以降に始まった、「やさしいハンカチ展」の
Part3が今回の「ことばのハンカチ展」だそうです。
Part1は、全国の会員デザイナーが、
東北の子供たちへ励ましの気持ちを込めた
ハンカチをデザインし、全国で展示・販売。
その収益で、7332枚のハンカチを
東北の小中学生にプレゼントしたそうです。
そして、Part2は小学生232名による絵をもとに、
会員がハンカチをデザイン。
収益を東北の小学校に届けたそうです。
そして、今年のPart3は、被災地の商店街で集めたことばを
会員デザイナーがハンカチにしたのです。
そのことばの背景にあるエピソードも、
この展示には添えられていて、
見ていて、胸が詰まる物も多くありましたよ。
今年の1月から、6月にかけて、
全国の都市部で巡回展示されていました。
それが、四国中央市の市政10周年行事の
タイアップとして、地元のJAGDA会員により
特別展示されることとなったわけです。
震災のことを風化させないという意味でも、
値打ちのある展示だと思います。
また、日本の最先端で活躍する本物のデザイナーの、
仕事ぶりに触れるという意味でも
良いチャンスだと思います。
1月25日までの開催ですので、
お時間が合いましたら是非、足をお運び下さい。