南国の街をふらふらしていると、
あまりの暑さに、本当にふらふらになった。
水分補給をしないと、ヤバイ。
というわけで、どこかでコーヒーでも飲もうと、
さらにふらふらしていると、
古びた看板に、CAFEの文字。。。。
軒下屋台、オトキチ。
暑すぎて、幻を見ているのだろうか?
それとも、タイムスリップしたのだろうか?
どえらく古い建物。
窓の中には、明かりが見えるので
営業はしているようだ。
恐る恐る近づいてみる。。。
軒下までやって来た。屋台ではない。
玄関口から、中をそっと覗いてみたものの、
し~んとしていたので、後退りした。
が、お店の人に見つかってしまった^^
「あの、通りすがりの者ですが・・」
って、つい言ってしまったけど、
今考えたら、変なセリフ(笑)
案内されて、一歩中へ入ると、そこは昭和。
それも、前期。
とにかく先ず聞いてみました。
「一体ここは、元々何だったんですか?」
「実は、産婦人科だったんですよ」
建物の造作や、建具などは基本そのまま。
家具や照明器具などを、少しづつ集めて、
違和感なくまとめたんだそうです。
建物の中をいろいろ見るだけでも価値がありそうです。
例えば、この急な階段は、
2階の渡り廊下につながっていて、
そこから、母屋の住宅へ行く通路だそうです。
カフェであり、軒下屋台である、
その営業形態を聞いてみますと、
お昼は、弁当形式のランチがメインだそうです。
そして、3時を過ぎると、
キャッシュオンスタイルの、居酒屋に変身。
3時を過ぎていたので、
飲み物が運ばれて来たら、その際にお支払い。
アルミの古ぼけたボウルの中にお金を入れます。
後学のためにメニューを観察すると、
そこには、高知の飲み助御用達たるべく、
酒の肴系のあれやこれやがズラリ。
なるほど。
昔は、赤ちゃんが生まれる場所だったけど、
今は、毎日たくさんの、健康な酔っぱらいが、
生まれているんでしょうね。
これはちょっと、仲間に声をかけて、
入院してみる価値はありそうですぞ^^