四国からしまなみ海道を渡ると、
最後の島が向島。
渡りきってしまうのをちょっと惜しんで、
この島に降りてみた。
因島側に立花海岸という、風光明媚なビーチがあって、
そのすぐ側に、何やらそそる看板発見。
椰子の木でもシュロの木でもない、
この大きな南国風のシダ系植物はなんというの?
その前に立つ看板とセットで、
リゾート感が溢れている。
看板の示すそのスペースは、
予想通りの、いや予想以上のリゾート感。
綺麗に手入れされた芝生と、
件の南国風ヤシの木系リゾートシダ。
その奥に白亜の建物が見えますよ。
あれが立花食堂と、tachibana storeです。
食事をするタイミングではなかったので、
立花食堂だけなら、そのまま引き返すところでしたが、
tachibana storeがあるので覗いてみました。
store入り口には、なんと足湯がありますよ。
さすが柑橘の島、青いレモンがいっぱい浮かんでます。
ここは、サイクルオアシスという
サイクリスト向けのサービスステーションでもあるのです。
storeの中に入ると、そこには島みかんがいっぱい。
これもちろん売り物ですが、
一つや2つ、試食もOK。
陳列具合も、道の駅とはちょっと違う。
隣のテーブルには、器類が並んでいます。
立花食堂でも使っている器だそうです。
地元の作家さんの手によるもので、
すべて手づくりの一点ものばかり。
とは言え、緻密なほどに大きさが揃っていて
トータルコーディネート出来る感じです。
つい釣られて、茶碗を2種類ゲットしてしまった。
ガラス製の箸置きは、絶妙な凸凹感で、
上手く周囲の色を取り込む仕組み。
透明の硝子が、環境によって色を変える。
普段使いにも飽きの来ない創りです。
その他、島の特産品を使った食材がいろいろと。
素敵なスタッフから、いろいろ話を伺いながら、
まるで、美術館の学芸員からレクチャー受けてるような、
ちょっと、心地良い脳の刺激(笑)
これから向かう、尾道のプチ情報も教えてもらって、
後ろ髪引かれながら、ここを後にしました。
今度来る時は、必ずこの立花食堂で
こだわりの瀬戸内料理をいただこう。
ここも、見るからに味わいのある佇まいでしたよ。