坂出の、瀬戸大橋記念公園の片隅の、
海に面した洒落た建物。。。
香川県立東山魁夷せとうち美術館ですよ。
緑に囲まれた、素敵な場所です。
国際的建築家 谷口吉生氏が設計した
シャープなデザインが、瀬戸内のフィールドに映えてます。
もともと沙弥島という島だったところが、
埋め立てられて、今は陸つながりですが、
自然と、人工物が妙に調和している場所です。
美術館の展示スペースは、写真撮影NGで、
お見せできませんが、
コンパクトながら、無理なく展示されていて、
のんびりと落ち着いて鑑賞できますよ。
東山魁夷画伯の祖父が、瀬戸大橋の本州手前の、
櫃石島出身だったことから、
坂出市に、270あまりの作品が寄付されたそうです。
瀬戸大橋のライトグレーの色は、
東山魁夷画伯の提案だそうですよ。
展示コーナーを通り抜けたら、
瀬戸大橋が一望できる、海側へ出ます。
そこは、全面ガラス張りのカフェになっていて、
絶景を眺めながら、コーヒーが飲めます。
さらに、外へ出ると、
ウッドデッキのスペースが有って、
潮風を感じながら遥か岡山の方まで眺められます。
人が作った、一大事業の建造物と、
瀬戸内ののどかな自然と、
それらが、複合的に生み出す躍動感が、
妙にトリッキーな心持ちになる
不思議なユートピアです。