田植えが始まった話を、昨日書きました。
田んぼに、早苗が植えられている写真を撮っていると、
離れたところに、一面の花畑を発見。
この地区で栽培が盛んな、
アネモネとラナンキュラスの花畑です。
生花としての畑ではなく、
球根を採るための畑です。
花が咲くと、すぐに花は摘まれてしまいます。
球根に栄養が行くように、
花が開き切ると同時に、
無情にもハサミで切り取られます。
したがって、満開の花が一面に広がっている写真は、
なかなか撮れません。
一気に花が開くと、
一気に、急いで花を摘まなければならないので、
この時期には、短期のアルバイト募集があります。
摘まれた花は、無残にもコンポストに投入され、
堆肥にされてしまうんですよ。
アルバイトの特権で、
一応、花は欲しいだけ頂けます。
しかし、花の首元で切られているので、
水盤に浮かべるくらいしか
飾りようもない。。。
ちょっと無残な気もしますよね。
無残なようではありますが、
ここで栽培された球根は、
日本のどこかの庭先で、
何倍も美しい花を付けることでしょう。