四国の片田舎の我が街にも、
バルと呼べるところが一軒あります。
その名は「三島バル EVOEVO」
以前、出張で名古屋から来ていた友人が、
たまたま誕生日だというので、
普段ここ、女子が多いから、
みんなにハッピーバースディ歌ってもらって、
祝ってもらおうと、予約して行ってみたら、
男ばかりのグループ客が数組で、
それでも店員さん、ケーキを運んで来たら、
ちゃんとハッピーバースディ歌ってくれて、
逆に、かなり寂しかったという
逸話が残っている、あの店です。
基本イタリアンなお店ですが、
創作料理もたくさんありまして、
お通しで出て来るこのパンも、自家製。
オリーブオイルを染ませながら頂くと、
これだけで、飲み物がぐんぐん進むという逸品。
ホワイトアスパラと生ハムの温玉乗せ。
生ハムが、ワンランク上なんでしょうね。
香りと塩加減が絶妙で、
温玉の半熟黄身を接着剤代わりに、
ホワイトアスパラに巻くようにして頂くと、
アスパラの繊維が全く感じられず、溶けるような食感。
春キャベツとアンチョビのパスタ。
アンチョビの塩味が、春キャベツの甘味を
何倍にも増幅させるマジック。
砂ズリのコンフィ。
見た目は砂ズリですが、異次元の柔らかさ。
こんな柔らかな砂ズリ、初めて食べました。
そして、アボカドのピザ。
これね、はちみつを垂らしながら頂きます。
これは、ある意味スイーツ。
何なら、コーヒーとの相性も良さそう。
と、こんな感じで、ノンアルな私でも、
居心地の悪くない、三島のバルです。