四国中央市の、製紙工場群の間を縫って
埋立地の先っちょまで行くと、そこに小さな公園があります。
以前は、もっと規模が大きく 遊具などもあったのですが
平成17年に、某大手製紙会社に売却され
今の規模になりました。
その頃、テロ対策という名のもとに
海岸線がフェンスで覆われ、
一般市民は立ち入り禁止になりました。
それまでは、休日ともなると釣りを楽しむ
家族連れで賑わったものです。
昔と変わらないのは、防波堤に書かれたこの壁画だけ。
今は、上の写真のモニュメントとベンチが少々。
そして、駐車場と公衆トイレが備わっております。
何もない公園ですが、実はここシコチュー平野を眺める
絶好のビューポイントなんですよ。
日本夜景遺産100選に選ばれた、
具定展望台からの夜景もさることながら
ここから見る港の夜景は
四国の片田舎とは思えないロマンチックなものですよ。
岩壁に、大きな船が着岸している時は
その船の荷降ろし風景が、これまたなかなか面白い。
恐竜のようなクレーンが、チップをくわえている様子は
工場フェチでなくても、しばし見とれますよ^^
また、夕陽が天満の岬のかなたに沈んでいく時間帯は
法皇山脈のシルエットとともに
ダイナミックな風景です。
案外見落としがちな公園ですが、
なかなか侮れません。
是非、一度お訪ねくださいませ。