香川県には、こんもりとした富士山のような山が、
あちらこちらに点在していますね。
それらの中でも、特に形が良くて、
市民に慕われる山を七つ選んで、
讃岐七富士と呼んでいます。
その中の一つが、綾川の高鉢山。
その高鉢山の中腹に、日本三大風穴に数えられる
高鉢山風穴があります。
毎日、蒸し暑い日が続きますので、
ちょっと涼んでみようと訪ねました。
その風穴のある場所は、
町営のキャンプ場にもなっているんですよ。
バンガローも数軒あります。
そして、テント設営用のステージもあります。
そのキャンプ場の真ん中に、
その風穴はあります。
この石垣が、その風穴を囲っています。
石垣に近づくと、その隙間からも
冷たい空気が漏れ出ている。。。
そして、その中へと足を進めると、
ゾクッとするほどの冷たい空気。
外が30度以上あるので、
最初は気持ちいい冷たさと感じます。
しかし、しばらく居ると芯から冷えてくる。。。
風穴の中に、寒暖計が設置されています。
それによると、気温は7℃。
7℃と言えば、四国では真冬の気温。
ストーブが必要な温度です。
半袖では、数分も居られない。
外へ出てくると、一瞬温かさが気持ちいい。
でも次の瞬間、湿った熱気にまとわりつかれ、
不快感に包まれます。
そして、再び冷気の中へ・・・。
ああ、冷やっこくて気持ちいい!
ずっと居たい・・・・と思っても、
しばらくすると、う~~寒い!
そんな風に、贅沢な寒さを満喫するという、
これがほんとの冷感スポットです。