宇和島には宇和島城。
大洲には大洲城。松山には・・、今治には・・・
西条も、川之江も。。。
自分の街に、お城が有るっていいなあ・・・・・・と
嘆くこと無かれ、伊予三島の人。
実は、伊予三島にもお城が有ったんですね。
その名も「松尾城」
それは、翠波高原へのハイキングコースの途中にあります。
国道319号線を、嶺南へ向かって登って行き
高速の高架の下をくぐるちょっと手前。。。。
そこに、案内の看板が立っています。
そこに車を置いて、ハイキングコースを登り始める。。。
くねくね山道を登る事30分。
目印はこれ・・・・・。
これは、四国電力の送電鉄塔を真下から見たところです。
この鉄塔辺りから、城跡は始まるようですよ。
城跡と言っても、特に建物はありません。
ただ、明らかに人の手が加わったような
平らな場所が、まるで段々畑のように残っています。
でも、雑木林になってしまって
広場があるわけではありません。
どんどん登っていくと、一番高い場所に突如、神社が現れます。
翠波大権現です。
きっと、ここが城の本丸だったと思われます。
法皇山脈の中腹、標高340mほどのところですが、
尾根筋が、ここでピークになっていて
南側へも少し下りになっていますよ。
そして、そこには「松尾城」についての説明が掲示されています。
豊臣秀吉の時代までは、ここにお城が有ったんですね。
今では、雑木林に覆われていますが、
瀬戸内海を見下ろして見ると・・・・・・こんな感じ
シコチュー平野が一望できるロケーションですよ。
確かに、三島でお城建てるなら、
ここは一等地だったのかも知れません。
遠く漂う江ノ島が、浮いて見えるのが印象的でした。