机の上を、小さな赤い点が動いている。
目で追うと、それは蜘蛛のようだ。
一定方向ではなく、アトランダムに向きを変え、
ルンバのように机上を移動している。
大きさは1mmにも満たないくらい。
余りにも小さく、肉眼では真の姿がつかめない。
そこでカメラに接写アダプターをつけて
写真に撮ってみた。
苦労の末、なんとか数枚の写真が撮れた。
足が6本と、触角が2本にも見えるけど、
8本足にも見える。
一体これは何者なのか?
「赤い蜘蛛」でググってみたら、
同じものだと思える画像が、いくつか出てきた。
その名は「タカラダニ」
蜘蛛ではなく、ダニの種類だと!!
さらに調べを進めると、害虫を食べてくれる良いダニらしい。
それで、名前も「宝ダニ」
とりあえず窓から出て行って頂きました。
野菜につくアブラムシを食べてくれたりするらしい。
このダニは、まだまだ生体が分かっていなくて、
例えば、4月から8月の間しか見ることが出来ない。
そして、見つかるのは全部メス。
そんな珍しい生物だったんですね。