Jeep®ラングラーの、屋根の上に荷物を乗せたり、
日常の清掃で、車の屋根を綺麗にしたり、
そんな時、普通は脚立が必要です。
それをもっと手軽に出来るようにと、
ドアのヒンジ部に取りつけるステップを導入します。
ステップはこんな感じ。
アメリカの「SMITTYBILT社」から出ています。
これが取り付けるために必要な部品。
もともとドアを止めているボルトは短くなるので、
新しいボルトと交換することになります。
作業を始める前に、車体とドアのすきまに、
スペーサーとして、ゴムの板を挟みます。
ボルト4本とも一旦緩めるので、
ドアの位置決めが狂わないようにするためです。
さて、いよいよボルトを緩めるのですが、
このボルトの頭は、トルクスという形状で星形になっています。
この星形の穴に、T50と言うサイズのビットを付けて
ロングレンチで緩めます。
その際、穴の中の塗装があると、
ビットがしっかりハマらず、
星形を痛めてしまう可能性があるので
しっかりと塗装を剥ぎ取っておきます。
ボルトには、緩み止め剤が塗られているので、
ロングレンチを思い切り力を込めて回します。
パキッと音がして、少し緩むと後は軽く緩められます。
4本のボルトを取り払って、
テーパー座金や、ゴムスペーサーなどを使って、
ドアステップを取り付けます。
新しいボルトは、T40のトルクスレンチで固定します。
もともと白黒の車なので、
黒いパーツは特に違和感は感じません。
荷物を乗せるのも、これで楽になるでしょう。
いかにも道具としての車らしくなりました。