おといこさん


今朝の、通勤時の風景。。。。
前方の山が白くなっています。
ちょうど正面の、朝日のあたっている山が豊受山(1247m)
お年寄りは、「おといこさん」と呼びます。

「おといこさん」と親しみを込めているようですが
山の呼び名に、愛称を付けるというのは
それだけ生活に馴染んでいるからでしょう。
例えば今日のような 冬のスタートは
「おといこさん」が白くなることから始まります。
「寒い思たら、おといこさんが白なっとらい」
こんなセリフが飛び交う昨日・今日です。
この白いのは、実は雪ではなく「霧氷」なんですね。
拡大してみると何となくわかるでしょうか?

白くなっている所と、なっていない所が
標高でくっきり分かれているでしょう?
空気中の水分が、寒気に冷やされて
樹木に付いた状態ですね。
冬の始まりだけではなく
日本三大局地風の一つである「やまじ風」が
「おといこさん」にあるほら穴から吹き出すと
言い伝えられています。
今でも、年に2回、山頂近くにある「風穴」に
お団子を投げ入れ、被害軽減の祈願をします。
宇摩平野を、見下ろすようにそびえる「おといこさん」・・
この山の白さが取れる頃、ようやく春が訪れると言う訳です。


「おといこさん」への6件のフィードバック

  1. 霧氷・・・霧氷・・・
    おもいーではかえらない・・・
    ってザ・ぼんちのおさむちゃんが
    歌ってたのを思い出します。
    できれば近くで見てみたいものです。

  2. どうりで寒いはずです
    そろそろ雪のにおいがしてくるのでしょうか?
    誰ばりわからんのんじゃろうけんど

  3. 最近カバー曲が流行ってるから、
    もともと誰の曲だったのか
    分からなくなります。
    カバーしたアーティストの方が
    クオリティが高い場合は特に。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です