5月2日に巣作りが始まった、となりのツバメ。
最近、親鳥が巣に長く居るので
もしや、卵を抱いているのかなと思っていたのです。
巣作り開始からちょうど1か月。
なんと!赤ちゃんが誕生しましたよ。
あんまり刺激を与えないように、
離れたところから、望遠レンズで観察しましょう。
2羽の親鳥が、交互に餌を咥えて帰ってきます。
親鳥は、周囲に神経を張り巡らせていますよ。
レンズを向ける、こちらの気配を感じて
ギロリと睨んでいます。
普段、穏やかな感じのツバメですが
子を持つとやはり、厳しい表情です。
午前中は、4羽しか見えなかったのですが、
その後、観察を続けるとどうやら5羽いるようです。
ところが、この最後に出てきた1羽は
どこか大人しいというか控えめというか・・・・。
口を開ける勢いがないから、親からの餌がなかなかもらえない。
しかし、親の方もちゃんとわかっているのか、
まんべんなく餌が当たるように心がけているようです。
手前の大口を開けたヒナの向こうの
大人しいヒナにもちゃんと餌を与えていました。
巣のヘリに白い塊があるのがわかりますか?
実はこれ、ひなの糞なんです。
袋状になっていて、巣を汚さないようになっている。
そして、ヒナは自分の糞を、巣のヘリに押しやって
それを、親鳥が咥えて、巣の外へ捨てに行くんですよ。
巣が汚れて臭いが出ると、カラスや蛇などの
天敵に見つかってしまうという、自然の知恵なんですね。
さあ、これからどのように育っていくのか?
成長記録の続きはまた今度・・・・^^