オリンパスペンといえば、ハーフサイズカメラで
一世を風靡した60年代の銘機です。
そのオリンパスペンが、大流行した頃、
世の中は、ワイドレンズブームとなった。
そこで、オリンパスも、焦点距離25mmの
ワイドレンズを投入しました。
もともとのペンが28mmで、たった3mmの短縮ですが
室内でのスナップや、家族写真などでは
かなり効果があったのでしょう。
さて、このカメラは、裏蓋は蝶板式ではなく
スライドして、分離するタイプ。
蝶板より、若干不便なようですが、
安価に遮光できるというメリットがあったようです。
底部の、固定ノブを回すと
裏蓋のロックが外れます。
これが、裏蓋が外れたところ。。。
完全マニュアルなので、電池室はありません。
絞りも、シャッター速度も、もちろんピントも
全部、自分で合わさなくてはなりませんよ。
フィルムをセットしたところ。
あえて、ISO感度100をチョイスしました。
さあ、どんな写真が撮れるでしょう?
楽しみです。
広角ならではの、被写界深度の深さを利用し、
ピントを2mに合わせておけば、
1.5m程から、無限遠までは合焦します。
あとは、経験と勘を利用して露出を決定する。
撮れる写真もレトロなんでしょうか?
それは現像後のお楽しみです。。。。