「シコチュー探訪」カテゴリーアーカイブ

時計のある不思議な小屋


先日、工事中の道路を迂回して、
初めて通る狭い道を、車で走っていると、
不思議な建物に出くわした。

Y字型の、三叉路の突き当りになる所・・・。
トタン葺きのその小屋は、
例えば大きな通りに面していたなら、バス停のようにも見える。
しかし、ここは車が一台ようやく通れるような農道なのだ。

小屋の中には、大きな時計がかかっている。
そして壁際には、ベンチが設えてあって、
ずらりと座ったら、14、5人は座れそう。。。
時計の下には、黒板が置いてある。

黒板には、時間が書いてあって、
その下には、名前のようなものが書いてある。
私なりに、この黒板の文字の意味を解釈してみました。
もしかしてだけど~~
これって、田畑への水の分配の時間割じゃないでしょうか?
水争いにならないために、きちんと時間を決めて
分配するようにしているのでは・・・?
それにしても、分刻みの細かな時間割。

この小屋から少し離れたところに
銅山川疎水の水路があって、
滔々と水が流れています。
水不足が心配された今年の夏ですが、
銅山川疎水のおかげで、
この辺りはよっぽどの事がないと渇水にはなりません。
それでも、こうして水を分け隔てなく分配し
地域の皆で管理しているんですね。
銅山川疎水の記事はこちら


翠波峰のコスモス


翠波高原のコスモスの様子を偵察に行ってきました。
噂通り、ひどいことになってます。

最初は、鹿の食害だったんですが、
その後、イノシシによる害も出たようです。

おまけに、ここ最近の猛暑の影響も出て
ただでさえまばらな花の 勢いが無いので
全体に、寂しい感じですよ。
花畑の周囲には、2mほどの高さのフェンスが張り巡らされています。

そのフェンスは、8月初旬に出来たようです。
それ以前に、かなり荒らされて、
育つ芽、そのものが少なかったんですね。

とは言っても、まだまだ蕾が多く見られます。
もう暫くは花が楽しめそうです。
市のホームページでも、来年に向けての意気込みが綴られています。
来春の菜の花は、期待したいですね^^


模型と教材・コンドウ


先日の、「川之江紙まつり」の時に、
栄町商店街で発見したプラモ屋さんを訪ねました。

模型と教材・コンドウ。。。。
店番のおばさんに話を聞くと
創業65年だそうですよ。
戦後間もない頃の創業です。

川之江の、少年少女の夢を
商店街の入口で、育んできたんですね。
最初の頃はきっと、竹ひごで作る飛行機や
バルサで組み上げる戦艦等だったんでしょうね。

この形態のまま残っているプラモ屋さんは貴重ですよ。
今は、ショッピングモールの中のおもちゃコーナーのように
ほとんどがガンプラになってしまって。。。
これだけ、まんべんなく品揃えされているというのは素晴らしい。

街のおもちゃ屋さんは、どんどん淘汰され、
生き残っているのは、ラジコンやミニ4駆、
あるいは、レールゲージなど、
偏ったマニアの路線に乗った店ばかり。。。
素人が、ひょっこり覗きにくいような店が多いんですよね。

ここには、35分の1のミリタリーミニチュアシリーズもあるし、
ウォーターラインシリーズの戦艦もある。
日本の名城シリーズもあるし、もちろんガンプラもある。
そして、ラジコンもあるし、ミニ4駆のパーツもある。
塗料や工具やデカールも・・・・。
ここは、間違いなくパラダイスです。
で、何を買ったか?
そのことはまた今度。。。^^


新田公園


 

知っている人は知っている。

でも、案外知らない人が多い「新田公園」をご紹介しましょう。

 

住所で言うと、愛媛県四国中央市柴生町南柴生。

国道192号線を徳島方面に走る時、

川滝町への入り口付近。

左に新田神社がありますが、その裏山にあります。

 

 

綺麗に整備された、このサッカー場がメインの公園です。

ログハウス作りの、管理棟やトイレもあって

屋根付きの駐輪場もありますよ。

 

 

サッカー場の横には、テニスコートも1面あります。

サッカーをしているのはよく見ますが

テニスをしているのは、あまり見たことがない。。。

案外、穴場のコートかも知れませんよ。

 

 

サッカー場の周囲は、遊歩道や芝生になっていて

ウォーキングや、ジョギングにも良い感じですよ。。

高台にあるので、

眺望がめちゃめちゃ良いです。

 

 

緑地には、ストレッチベンチなどもあります。

ところどころに、東屋もあり

弁当を広げるにもいい場所です。

 

 

小さなお子さんも遊べる遊具が揃っていて、

緑地で伸び伸び遊ばせることが出来ますよ。

 

 


くりのみ公園


我が家から歩いて108歩の所の情報です。
最近、こんな素敵な公園が出来たんですよ。

どうです!美しいでしょう?
四国中央市の、中之庄町にメガネの三城がありますが、
ちょうどその裏くらいになります。
カラオケシャンテの横から入った所。
地図で言うとここですよ。

地図を拡大縮小して、ご確認下さい。
その昔、居酒屋があって、
その隣には、JAの玉子センターがあった所。。。。
そこが、こんなに美しい公園になっているんですよ。

その名も「くりのみ公園」
すぐ近くの「栗整形」さんが、
「屋外機能訓練施設」として整備しているようです。
つまり、勝手に入ってピクニックというわけには参りません。
でも近所に、美しい緑地が出来るというのはいいですね。


リニューアル三島公園


「書道ガールズ」のロケ地として一躍?有名になった
ここ三島公園ですが、実は、それよりかなり昔、
ターボレンジャーのロケ地だったことは、
地元の人にも、あまり知られていない。

その三島公園が、ここ数年間で徐々にリニューアルされています。
ピクニック広場が、石畳の歩道を廃止して
一面の芝生広場に変わりましたよ。

つまり、てっぺんから売店の前まで、
全てが芝生広場になりました。
しかも、全面新しい芝で、
まるでゴルフ場のようですよ。

頂上の、古墳脇の斜面は
結構きつい傾斜で、
以前は、子どもたちが段ボールで滑って遊ぶ
絶好の自然滑り台でした。
しかし、今は美しい芝の育成養生中で
ロープが張られています。
ここで滑るのは楽しかったんですけどね^^

その代わり、これまでは無かった
滑り台付きの遊具が整備されました。
個人的には、遊具は下のこども広場だけにして
ピクニック広場は、芝生だけのほうが良かったなぁ。

まだ、整備が進行中なので
最終的には、もっと違ったものになるかもしれません。
桜まつり以外は、それほど混雑しないので
ファミリーピクニックにはうってつけのいい公園ですよ。


世界の煙草が揃う店


今の世の中、煙草を嗜むということは
それなりのエネルギーが必要だと思います。
喫煙場所は少なくなるし、煙草代はどんどん上がる。。。
ある意味、崇高な趣味と言える時代に成熟しつつあるのかも知れません。
四国中央市には、そういう煙草マニアの
強い味方がありますよ。

自分自身、煙草を吸わないので
これまであまり意識しなかったのですが、
Facebookで、時々流れてくる情報を見るうちに
これはもしや、凄いお店かもしれない!と思うようになったのです。
そこで、フェイスブック友達申請を直に申し込みに行ってみよう。。
思い切ってその店を訪ねて見たのです。

世界の煙草が揃うという謳い文句どおり
一歩店内に入ると、様々な煙草が勢揃い。
その品揃えの幅の広さは半端ないですよ。
普通のパッケージ物はもちろんのこと、
見たこともないようなヨウモクがところ狭しと並んでいます。

また、喫煙道具も色々揃っていますよ。
その知識がないので、どれがどういう価値のものか
さっぱりわからないけど、
何やらお洒落な雰囲気は伝わります。
どうせ吸うなら、こういうのが似合うと良いなあ。。と思ってしまう。

そして、どれもパッケージデザインが これまたお洒落なんですよね。
ただ、最近は喫煙の害についてのアナウンスラベルを
強制的に張らされるのでそのデザインが台無しなんだそうです。
突然おじゃましたのに、丁寧にお話をきかせて頂きました。
今は「世界の煙草」がメイン商品ですが、
元々は陶器店。

今も、ご覧のようにずらりと陶器が並んでいます。
次回は、陶器のお話を伺いたいなあ。。。


新長谷寺の枝垂れ桜


番狂わせです。
四国中央市寒川町の長谷寺で、
枝垂れ桜が満開になりました。

新長谷寺の山門手前に、約十本の枝垂れ桜が植えられています。
山懐に抱かれるように在るここの桜は、
山からの冷たい風の影響か、
例年なら、里よりも1週間ほど遅く咲くのです。

それが、どうしたことか、
近隣のソメイヨシノが五分から七分というこの時期に
一足先に満開になりましたよ。

昼休みの弁当の時間、
開花状況の偵察がてら、
仕事車で訪れてみると、
ご近所のお年寄り達が
花見の宴で盛り上がっていました。
私も、軽四の中で手弁当を食べながら
花見のお相伴にあずかりました。

枝垂れ桜は、ソメイヨシノに比べると花持ちがよく
鑑賞期間も若干長いようですが、
これだけ早く咲くと、いつもの時期に尋ねたら
もう終わっていたということになりそうなので
今日は、こうしてお知らせしました。
明日から空模様も怪しいようなので
この週末が桜のピークでしょうね。

まだまだ若い、ここの桜ですが
まとまって植えられているので
見応え充分ですよ。


日本一のイワシ漁


 

朝、目が覚めると 海の方から地響きのような唸る音。。。。

それは、燧灘で 今が盛りのイワシ漁の船のエンジン音です。

伊吹島が有名ですが、燧灘沿岸の四国中央市にも

沢山のイリコ加工場があります。

イリコ漁というのは、

漁獲、陸揚げ、煮沸、乾燥、選別、出荷、

以上の全てを、一貫して行うという

特殊な生産形態なんです。

これを仕切っているのが、網元と呼ばれ

統という単位で数えられるそうです。

伊吹島には、18統もの組織があるそうですよ。

漁の手法は、一つの網を2隻の船で引っ張る「パッチ網漁」と呼ばれる

もの。。。

船長の乗ったほうを真網(まあみ)、その反対側の船を逆網(さかあ

み)。

そして、一隻でついて行ってるのが手舟という運搬船。

この船が、めっぽう高速で、

採れたてのイワシを傷つけないように急冷しながら

岸の加工場へとピストン輸送するんです。

加工場へ到着したイワシは、

掃除機みたいな フィッシュポンプというもので、一気に吸い上げられ

タンクに移されます。

タンクに入ったイワシは、手早くセイロに並べられ

海水のシャワーで洗浄されます。

もちろん、まだピチピチ 生きてます。

それが、いよいよ蒸し器に入れられて数分蒸されます。

イリコの大きさや、脂の乗り方で

蒸し時間は変わってくるそうで

そのあたりが、職人の腕の見せ所!

蒸せたイワシは、熱風に当てられ乾燥されて、

いわゆる「いりこ」の出来上がり。

知ったふうに書いたけど、後半は聞いた話。。。。

イリコの工場を、今年こそは見学したいなあと思うんですよ。

 

なんと言っても、日本一のイリコですからねぇ。

 

 


翠波高原の菜の花、2012


例年より、2週間程遅れた満開です。
うまい具合に、このゴールデンウィークに咲きそろいました。

昨年は、花の付きが悪く、
まばらなままで終わったけれど、
今年は、見事に満開ですよ。
野生の鹿が出没して、
芽を傷められたところも有ったそうです。

遥か彼方の、新緑の山々との
コントラストも素晴らしい。
そして、駐車場脇の斜面には
芝桜が満開です。

高原一帯が、まるでパッチワークのようですよ。
それにしても、カメラマンが多いですね。
特に、若い女性たちが、大きなカメラを持って
ガンガン撮ってますよ。

あいにく、風が強く寒かったのですが
風にそよぐ様子もまた、なかなか美しかったですよ。
その様子を、動画に収めてみました。
雰囲気をお楽しみくださいませ。