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虫コナーズで撮ってみる!!


 

 

仕事から帰ったら、玄関にビー玉が転がっている。

手に取ってみると、柔らかい。

なんじゃこりゃ??

 

嫁さんに聞いたら、なんと!

今日開封した、虫コナーズがこぼれて、

片付けたつもりが、残っていた模様。。。

 

へぇ~、虫コナーズの中には

こんな物が入っていたのか。

 

この、澄んだ球を見て、ピンと来たね。

これって、レンズになるんじゃない?

 

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早速やってみました^^

 

カメラを三脚にセットして、その前に虫コナーズをセット。

設定を、クローズアップモードにして、

部屋の中を覗いてみたら、まあまあ、魚眼な感じ。

 

 

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虫コナーズの向こう側に、千日紅を置いてみた。

 

おお!、なかなかの魚眼ぶり。

まさか虫コナーズだとは思えない。

 

 

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せっかくなので、背景も置いてみて、

ピントをマニュアルにして、じっくり撮ってみました。

 

しかし、やはり正確な球ではないので

ピント合わせは難しい。

 

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それでも、面白い写真が撮れますよ。

 

これなら、日中の明るいところで

ある程度絞り込んだら、

被写界深度が深くなって、

味のある風景写真が撮れそうだ。

 

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ロボットも撮ってみた。

 

カメラと、虫コナーズと、被写体の位置関係を

直線に合わせるのがなかなか難しい。

 

まあ、若干歪んだ様子も面白いですが^^

 

JAM_9643

 

これは、アウトドアで写真を撮ってみる価値がありそうだ。

 

しかも、虫除けにもなる。

一石二鳥だ。

 

残念ながら、香りがちょっと、好みではないが・・・・。

 

 

 

 


海に映る花火。


 

 

今夜は川之江の花火大会。

 

あえて、花火を撮らずに、

海に映った、花火を撮ってみました。

 

 

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近年、花火は随分多様化し、

形も色も、種類がどんどん増えました。

 

中でも「洋火」と呼ばれる種類は、

これまで「和火」には無かった色がたくさんあるそうです。

 

JAM_9020

 

さらに最近では、キャラクラー花火なども出現しましたね。

ドラえもんや、キティーちゃん、スマイルマークなど。。。

 

通常の「和火」は、球として空に広がるので

どの方向から見ても同じように見えます。

 

しかし、このような2次元花火は

一方向からはキャラクターが確認できますが

横からは線にしか見えないということもあります。

 

 

DSC_0270

 

あえて花火を入れずに、海のキラメキだけで

どのように写るのか、

色はどのように出るのか、

ちょっと実験してみたというわけ。。。。

 

 

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少々風があったので、さざ波が立って、

まるでもみくちゃにしたセロファンのようでしょう?

 

 

一等席に居ながら、海だけを撮るという

かなり贅沢なチャレンジであります。

 

DSC_0279

 

 

ま、それがどうした?

と言われると、困るのですが・・・(笑)

 

 


ミノルタ・メモというカメラ。


 

我が家にあるカメラの中で二番目に古いもの。

戦後間もない頃の製品で、底面には

「MADE IN OCCUPIED JAPAN」の刻印があります。

 

つまり、占領下の日本製ですよと言う意味。

まだ、サンフランシスコ講和条約が発効していない時代です。

 

そんな時代とは思えない、洒落たデザイン。

今でも十分通用するようなスタイルです。

 

カメラの名前は「MINOLTA-MEMO」

シャッターは、バルブと25分の1、50分の1、

そして100分の1。

絞りは4.5~16。

焦点距離は50mm。

35mmのフィルムを使うので、今でも現役ですよ。

 

 

 

 

このカメラには、ベークライト製の

このようなレンズキャップが付属しています。

 

 

キャップを取り外すと、

2分割できるようになっています。

 

そして、外側の方をひっくり返して、

レンズに取り付けると・・・

 

なんと、このようにレンズフードになるんです。

なかなか素敵なアイデアでしょう?

そして、この姿がまたかっこいい^^

 

寒い夜は、こたつに入って、

ノスタルジックカメラを愛でるのが、

至福の時間なのであります^^

 

 


お手軽バックスクリーンのアイデア。


 

こんな寒い夜は、こたつに入って

テーブルフォトでも撮りましょうか。。。

そんな時、ちょっと役立つ

お手軽バックスクリーンのお話・・・・。

 

バックスクリーンといっても、

野球場のスコアボードの下辺りではなく

写真を撮るときの、背景用スクリーンの事です。

 

 

写真館で、記念撮影するときなど、

モデルの後ろに、大きな背景用シートをぶら下げますね。

被写体を際立たせて、

背景をスッキリ落ち着かせる役目があります。

 

でも、そんなシート、普通は持ってないですよね。

そこで便利なのが、テレビです。

 

 

テレビの前に被写体を置いて、撮影するというものです。

行き当たりばったりな 出会い頭的背景ですが

何枚か撮るうちに、思いがけず良かったりするから面白い^^

NHKのニュースをしている時に

水仙を撮ってみると・・・・

 

 

背景は完全にピンぼけなので、何のニュースだろうが、

バラエティーだろうが、関係ないのですが

なんとなく、硬い背景のような気もします。

もっと明るい画面だとどうでしょう。

 

 

某、美容系のクリニックのコマーシャル。

明るい服の女性が、明るい笑顔で。

これを背景に撮ると・・・・。

 

 

なんとなく、春らしい背景になりました。

黙っていれば、テレビとは判らない^^

どんなバックスクリーンを使ったの?

と、聞かれるかもですよ(笑)

 

 


写真のレタッチ


 

先日、SNSに落ち葉の写真を載せたら、

たくさんのご質問をいただいたので、

ここで簡単にお答えします。

 

 

2016-12-01-10-00-09

まず、カメラは何を使っているのですか?

という質問が多かったのですが、 実は、

「GARAXY S5 ACTIVE」というスマホです。

 

加工しているのですか?

という質問も多かったのですが、

実は、してます。

 

では、順を追って説明いたしましょう。

 

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これが、最初に撮った写真。

それを、正方形に切り取ります。

今は、パソコンよりもスマホで見る人の方が多いので、

正方形にした方が、スマホ縦位置で

大きく表示され見栄えがします。

ここ、意外と大事。

 

そうそう、使っているのは「ギャラリー」という、

写真閲覧アプリ。

その中に、簡単なレタッチ機能が備わっています。

 

写真を撮るときに、正方形にトリミングすることを、

意識して、構図を整えておきます。

 

この写真の場合は、緑の葉っぱの位置を意識しました。

 

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切り取れたら、色調項目の中から、

彩度を選択して、徐々に上げていきます。

 

パソコンのモニターで見たらちょっと派手くらいが、

スマホではメリハリがあって良いようです。

 

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彩度が上がったら、今度はコントラストをあげます。

これで、立体感が出ますよ。

コントラストの次は、明るさを調整します。

 

 

2016-12-01-10-00-09

コントラストをあげて、明るくなりすぎた部分を、

少し暗くして、落ち着かせます。

 

これで、メリハリの利いた写真になります。

彩度、コントラスト、明るさの三つは、

使う順番を入れ替えると、また違った表現が出来ます。

お気に入りを見つけてください。

 

 

目で見た美しさが、思ったように撮れないと思ったら、

撮った後で、見たままの印象に加工すれば、

見る人に良く伝わると思います。

 

もともと、デジカメのデータは、0と1の羅列で出来ていて、

カメラの中で、画像処理エンジンが加工しているのです。

さらに、自分の好みのエッセンスを加えることは、

決して邪道でもなんでもありません。

遠慮なく加工して、表現を楽しんでください。

 

下のサムネイルをクリックして、

出た画像をピンチアウトしてみてください。

スマホ写真とは思えないほどリアルですよ^^

↓↓クリック↓↓

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PLフィルターのススメ 


 

 

空をより青く、雲をより白く。

夏の終わりの空を撮影してみました。

普通に撮ったらこんな写真です。

夏場は特に、空気中の水蒸気が多く

目で見る以上に、霞んで写ります。

空気中で乱反射した光が、一緒に写るんですね。

そこへ、PLフィルターを装着して撮影してみましょう。

 

 

無駄な光線が、フィルターの効果で取り除かれて

空はより青く、雲はより白く写りました。

これは、どの方角の空でも

効果があるわけではありません。

太陽の位置に対して90度の方角が一番効果があります。

太陽を横から受ける方向です。

太陽を背に写す順光や、

太陽に向かって写す逆行では効果は出ません。

このフィルターを使って、液晶テレビを撮影すると

こんな現象が見られます。

フィルターの角度によって、画面の明るさが

0%から100%まで変化します。

一番明るく写る角度から、90度回転させると・・・・・・・

 

テレビ画面が真っ暗になります。

液晶の前にあるラインと、

フィルターのラインが直角になると

光が全く通らなくなるのです。

このように、偏光された無駄な光を取り除くと

光の量が少なからず減少します。

日中の屋外ならそれほど気にすることはありませんが

シャッター速度が長くなることによる手振れは

一応意識しておいたほうが良いでしょう。

 


Nikon1のストロボ


 

Nikon1V1というミラーレスカメラを

持ってはいるんですが

なかなか普段使いに登場しません。

その理由の一つは、純正レンズを一本しか持っていない。

そのレンズは、10mmの単焦点レンズで

記念撮影などには良いけれど、

案外、スナップやグルメカメラとしては使いづらい。

そして、最短撮影距離が10cmと、いまいち寄れない。

やはり、ズームレンズが欲しいところですね。

そして、もう一つの理由はストロボが内蔵されていない。

 

 

ズームレンズには、おいそれと手が出せないので、

ストロボに、手を出してみました。

純正のSB-N5です。

このカメラには、ホットシューがなくて

専用のコネクタが用意されています。

その結果、純正しか使えないのです。

まあ、純正はそれなりに良く出来ていて

質感なども統一されています。

機能的にも、i-TTL調光が使えて

オートのままで、気軽に撮れますね。

 

 

さらに、上下左右に首振りができます。

つまりバウンス撮影が出来るんですよ。

これならコンデジとはひと味違う絵が撮れるでしょうか^^

 

 

さらに、動画やモーションスナップモードの時は

イルミネーターが点灯するようになっています。

とりあえず、いろいろやってみました。

 

ストロボ無しや、あっち向きやこっち向きや

上向きや・・・・。

同じ被写体でも、光線の違いで

こんなに趣が違うんですね。

さあ、作品作りにいかに生かせるか・・・。

楽しみがまた増えましたよ^^


おまかせトリミング


 

 

近頃のデジカメは、画素数がどんどん大きくなって

少々トリミングしたとしても、

画質が荒れるということもありませんね。

したがって、あらかじめ広めに撮影しておいて

後から、いいところだけ

トリミングするという使い方が便利ですね。

でも、構図にこだわってトリミングを試行錯誤していると

何が正解か、分からなくなってくることがあります。

そんな悩みを解決してくれるのがこのサイト。。。

全画面キャプチャ 20160622 215457
「Image Crop Tool」というサイトです。

 

使い方は、超簡単。

サイトにアクセスして、

「Select Files to Upload」のボタンで

悩み中の画像をアップロードするだけです。

あと、切り取りサイズの指定が出来ますよ。

アップロードして、しばらくすると

見栄えの良いトリミングを

指示してくれるというシステムです。

 

 

試しに、先日翠波高原で撮影した写真を

切り取ってみましょう。

上の写真が、オリジナルです。

これを正方形に切り取ります。

私のBlogでは、常に正方形にトリミングして

ポラロイド風に加工しています。

オリジナルを、毎回正方形にトリミングするの、

結構大変なんですよ^^

下が、先日ブログにアップした写真。

 

 

 

これを、「Image Crop Tool」でトリミングすると

下のようになりました。

 

 

 

さて、この二つの写真、どちらが見栄えが良いでしょう?

ウチの嫁さんに、事情を話さず選択してもらうと

下の方が良い、と答えました。

では、もう一つ試して見ましょう。

 

 

これがオリジナルです。

橋の形も、手前の人物もシンメトリーで
センターで切り取っても良いような気がしますが、

いかがでしょうか?

これを、「Image Crop Tool」に指示をあおぐと・・・・・
左にシフトしろ、とのご意見です。

 

で、実際にその通り トリミングしたのが下の写真です。

 

 

さて、いかがお感じですか?

では、もう一つやってみます。

 

これがオリジナル。

冬の製紙工場の夕暮れの様子です。

これはこれで、完成された写真ではありますが

あえて、正方形に切るとしたらどうしましょうか?

 

 

「Image Crop Tool」の指示は、

右にシフトしろ、というものです。

この写真の場合には、夕日の存在、

2基のクレーンの位置などから

ある程度予想通りの結果と言えるかもしれません。

で、切り取ったのが下の写真です。

 

様々なご意見はあるかと存じますが、

悩んだ際に、占いのような気持ちで

利用してみるのも良いかも知れません。

 

一応、英知の詰まった技術を駆使しているのでしょうから

あながち、誤った結果では無いかも知れません。

でも、最終的には好き好きですからねぇ^^

 

 


TELEPLUS(テレプラス)


 

 

おもちゃ箱を、ゴソゴソしていたらこんなものが出てきました。

 

テレプラスという、レンズアダプターです。

カメラとレンズの間に入れて、焦点距離を伸ばすものです。

50mmのレンズが100mmレンズとして使えます。

交換レンズを買うよりも、

リーズナブルに望遠レンズが手に入るというものですよ。

 

 

試しに、Nikon V1に取り付けてみました。

Nikon V1に先ずFT1というアダプターを付けます。

そこに、このテレプラスを取り付けて、

その先に50mmのレンズを付けて、

クローズアップアタッチメントを付けてみたら

サイボーグみたいなカメラになってしまった(笑)

 

せっかくのコンパクトカメラが、

一眼レフよりヘビーな感じ・・・。

 

 

部屋に生けてあった、「ほととぎす」を撮ってみます。
この「ほととぎす」の花って、

これもまたサイボーグみたいですね。

なんか複雑な作りだし、柄も異様っちゃあ異様。。。。

 

 

先ずは、テレプラスなしでクローズアップしてみます。

悪趣味なヒョウ柄のタイツみたいな、

筒状の花びらが五枚。

 

その真中に、噴水みたいな雄しべと雌しべ。

さて、テレプラスを付けてみると・・・・・

 

 

画面の中は、花芯のアップだけになりました。

雌しべの部分は、イソギンチャクみたいになってます。

その触手のようなものの先には、粘着性の粒がついている。

なんか、顕微鏡写真みたいでしょう?

望遠として使う以外に、

接写にも威力を発揮するテレプラス。。。

これまた、良いおもちゃが手に入ったわい。


スマホ&タブレット用カードリーダー


 

デジカメで撮った写真を、大きな画面で確認したい。

これまではもっぱら、Eye-Fiカードを利用していました。

ダイレクトモードで、カードのデータをWi-Fiで飛ばし、

スマホやタブレットでキャッチする。。。

 

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ところが、これには難点があります。

どうしても通信速度が遅くて、転送に時間がかかるのです。

 

時間に余裕がある時は良いのですが、

蛍の撮影や、トワイライトタイムなど

刻々と条件が変わる時、急いで画像を確認したい。

 

それを実現させるために、こんな丸い物体を導入してみました。

 

JAM_7815

 

この丸い物体に、SDカードを差し込んで、

ケーブルで、端末に接続して読み込もうというものです。

 

タブレットにこのケーブルを差し込んでみると、

USBストレージとして認識されましたよ。

 

これで、ファイルマネージャーを起動させて

画像を確認することができます。

 

JAM_7820

 

しかも、ピンチインやピンチアウトで

拡大縮小して、ピントの確認なども出来ます。

 

ただ、このままでは1枚ずつしか見ることが出来ない。

 

つまりスワイプしても、次の写真が見えない。

もちろん、任意フォルダに読み込めば良いのですが、

そこまで手を掛けていては、

Eye-Fiと対して変わらないことになる。。。

 

う~~ん、どちらも一長一短あって、

悩ましいところであります。